A Balloon Consultingがお届けするポッドキャスト第4回目のYouTube配信がスタート！

今回のテーマは「キャリアと子育て」。ゲストに、Chrono24 Japan合同会社・アジア太平洋地域代表兼日本法人代表執行役を務める真木可奈さんを迎え、グローバルな視点も交えながらトークを展開します。真木さん自身、1歳になったばかりの男の子を育てる母親でありながら、出産前後は法人立ち上げを経験するなど輝かしいキャリアを歩んでいます。そんな多忙な日々でもパートナーと子育てを協力し合い、ときには外部リソースを活用しながら、家庭とキャリアの両立を実現しています。

子育て環境や社会制度に関して、決して先進的とはいえない日本で、どうすればキャリアと子育てを両立していけるのか。グローバルで活躍するリーダー×母親としての視点を持つ真木さんと共に考えます。

Podcast Topic

真木可奈さんについて

高校時代はオーストラリアに留学し、新卒で入社したメーカー企業ではオーストラリア地域を担当。そして現在のパートナーはオーストラリア人男性と、オーストラリアに縁のある真木さん。結婚を機にオーストラリアへ移住し、ドイツに本社を置く外資系企業に勤めたのち、コンサルティング業で起業しました。その際に、高級時計に特化したオンラインマーケットプレイスを手がけるChrono24と出会い、入社。2021年には香港へ移住し、その翌年には同社の日本法人設立のために帰国するなど、ワールドワイドに活躍してきました。

しかし、まだ保守的な空気が色濃く残る時計業界。女性リーダーとして、日本法人の立ち上げに際して苦戦したことについてお聞きします。

出産後の苦労と新しい気づき

仕事に邁進する中で初出産を経験した真木さんに、出産後の苦労とそこから得た学びや気づきについても聞いていきます。　

出産する前は子育てと仕事のバランスをどのように取っていくのか、ライフスタイル視点から考えることが多かったという真木さん。しかし、いざ出産してみると、予想外に身体的な苦労や影響が大きかったようです。

特に出産直後は、子どもが数時間おきに起きることで睡眠不足気味。さらに、数カ月を過ぎた頃からはホルモンバランスの乱れによる見た目の変化や、記憶力の低下などにも悩まされたといいます。そのような中で仕事と子育てを両立させるためにどのような対策をしていたのでしょうか。1日の時間の使い方にも迫っていきます。

また、子育てが始まってからは夫婦間のコミュニケーションも大きく変わったとのこと。2人だけの生活では気にならなかったことも、子育てが始まるとお互いに思うことがあったようで「たくさん失敗しましたね。（夫と）バチバチすることもありました」と笑いながら振り返ります。そんな子育てという大きなミッションに立ち向かう中では、ある気づきがあったそう。その気づきは、仕事をする上でもとても重要なことだといいます。職場でも家庭でも物事を円滑に進めるための気づきとはーー。

子育てと働き方、海外と日本の違いとは？

日本と海外で働いてきた真木さんに、子育てと働き方における各国の違いについてもお聞きしました。

真木さん曰く、オーストラリアやドイツでは「意識的に子育てとキャリアのバランスを取っている人が多い」。つまり、勤務時間は仕事、それが終わったら家族との時間を大切にするという価値観やスタンスが浸透しているということ。日本では、子育てや家事の役割が女性に偏りがちな家庭が多いですが、海外では家庭内の分担もしっかり分けられていることが多いようです。

それを表す指標のひとつとして、日本企業における男性社員の育休取得率は約16％に対し、ドイツでは43.7%（2020年時点）というデータも。特にドイツではライフスタイル、キャリアに合った育休の取得方法があり、家族で子供を育てる環境が整っているようです。

子育てと仕事を両立させるためには、制度はもちろん、職場全体の受け入れ方や環境も重要になってくると話す真木さん。その理由についても語っていただきました。

真木さんが実践する、日々にゆとりを生む工夫

仕事と子育てを両立するためには、時にはリラックスする時間を持つことも大切です。そこで最後のトピックでは、真木さんが実生活で行っている家事代行やベビーシッターなどの外部リソース活用術にも迫ります。

独身の頃から食べることが大好きだったという真木さんは、料理代行サービスを活用しながら、ときに友人を招いて食事会を開いたりと、子育てをする中でも楽しむことを忘れないようにしているようです。忙しい毎日の中で、どのように余白やゆとりを生むのか、ヒントになるかもしれません。最後に、真木さんから子育てとキャリア両立に奮闘するリスナーの方々へのメッセージもいただきました！

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