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オンライン面接 突破の秘訣

オンライン面接 突破の秘訣

新型コロナウイルスの感染拡大予防対策として、オンライン面接を導入する企業が増えている。オンライン面接は会社に足を運ばないため、移動時間も交通費もかからず、さらには時間設定も容易なことから、企業側、面接を受ける側にとってのメリットは大きい。しかしこれまでは対面で行われていた面接がオンラインになることで、戸惑うことも多いだろう。そこで今回はオンライン面接のコツを徹底伝授。ぜひあなたの就職活動に役立ててほしい。

あくまでも「面接」であることを意識する

コロナ禍において、オンライン会議やオンライン飲み会が当たり前のものとなってからすでに半年以上が経過した。オンラインを使用したコミュニケーションは、ほとんどの方が体験しているのではないだろうか。しかし「面接」となると同じオンラインツールを使用しても状況は異なる。対面と同様に、面接は会議や飲み会とは異なるものであることを、まずはしっかりと認識しておくことが大切だ。

オンライン面接の事前準備

スマホではなくPCを
スマホの場合、画像が荒く、音声が途切れることが多い。また面接中に電話がかかってくると途中で遮断されたり、メールやラインが届くと着信音が入ることがある。そのためオンライン面接の際はPCを使用することが望ましい。

場所・背景を選ぶ
静かで面接に集中できる場所を選ぶ。カフェなどは雑音が入り、人の姿が映ってしまうのでNG。自宅内で、できるだけ背景に生活感のない場所を選択しよう。背景は白系の場所がベスト。PC内蔵のカメラなどで、何度か場所を変えてチェックし、どこが適切かを確認しておこう。
どうしても自宅でプライベートな環境がつくれない場合は、Wi-Fiが完備されたカラオケボックスなどを活用するとよいだろう。

明るさもチェック
顔の正面に自然光が当たる場所がよい。逆に背後から光が当たると顔が暗く映ってしまう。ライトを当てる場合も顔の正面から当てる。PCに装着できるLEDライトなどは3000円程度で購入できるので、準備しておくとよいだろう。「オンライン用ライト パソコン」などのキーワードで検索してみよう。

オンラインツールは必ず事前に使用
オンライン面接で使用するツールは、さまざまなものがある。面接前に必ず一度は使用して使い方を確認しておこう。

事前練習も重要
面接前に必ず練習しておこう。対面と異なり、事前に「自分の話し方、映り方」などを確認できることもオンライン面接のメリットだ。自分では意識していなくても「ああ」「うーん」「ええっと」「そうですね」などが口癖になっていることがあるが、オンラインツールの録画機能などを活用して、自分の話し方をチェックしておくと、自分の話し方の癖がよくわかる。相手に好印象を与える話し方ができているかどうかを客観的に判断し、必要であれば癖を直して面接に臨むことも大切だ。

企業の情報を調べておく
企業情報を調べるなど、事前準備はしっかり。各種KPI、実績や数字はすぐに言えるように覚えておく。相手に見えない場所にメモ(カンニングペーパー)を置いておくのも手だが、対面面接の場合、面接中にカンニングペーパーを見ることはないので、オンラインの場合も同様にカンニングペーパーは使用しないほうがよいだろう。メモがあったほうが安心できるという人は、PCのカメラの横にメモを貼っておく。机に置くとメモを見る際に目線が落ち、メモがあることが相手にわかってしまう可能性があるので注意しよう。

オンライン面接当日

服装は対面面接と同様に
対面面接と同様にスーツ着用が望ましい。スーツ不要と事前に言われていたとしても、ジャケットは着用しておく。ファションブランドであれば相手のブランドの服を着るなど、テイストを合わせておくと好印象だろう。

メイクもしっかり
髪型を整え、女性の場合はメイクもきちんとしておく。当日も余裕を持って自分の映り方、背景をチェックする。面接だからこそ「オンライン映え」が大切だ。

通知は切る
PCのメール通知は面接の前に切っておく。スマホはマナーモードにして、マナーモードの音が響かない場所に置いておく。
窓やドアも閉め、外部からの音をシャットアウトする。また音声トラブルなどが起こった際に備え、相手の連絡先は必ずメモして手元に置いておく。

面接中

ログインは3分前に
当然ながらログイン時間は必ず守る。3分前にはログインできるようにしておこう。

PCのカメラを見て話す
相手と目線を合わせようとすると、どうしても画面の相手の目を見てしまいがちだが、そうすると実際には目線が下がってしまう。相手と目を合わせるにはPCのカメラを見て話そう。事前に友人などと練習しておくとよいだろう。

焦らずハキハキと話す
話すスピードは、できれば相手のスピードに合わせる。が、相手が早口だと焦ってしまうので、自分のペースやリズムを大切に、落ち着いて話そう。答えにつまる質問が飛んできたときも答えを急がず、間をつくることで、気持ちがリセットされ、落ち着いて答えを導き出すことができる。相づちやジェスチャーも交えて話すとよい。笑顔も忘れずに。

聞き取れない場合は確認を
オンラインの場合、対面よりも互いに声が聞こえにくく、音声のタイムラグが生じることもある。誤解を防ぐためにも質問を正確に理解することが大切。聞き取れなかったときは遠慮しないで聞き直す。こちら側からも相手に正確に情報を伝えることを努める。できるだけクリアに音を伝え、聞き取るためにもイヤホンを使用したほうがよいだろう。

聞き手の反応を見逃さない
どの内容が相手に刺さっているのか反応を見極める。興味があると感じた話題は長めに話そう。また、オンライン面接は対面よりも時間が短いことが多い。終わるころにようやく調子が出てくるといったことがないように、最初からギアを上げて受け答えを。

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