【イベントレポート】「On」現役ストアスタッフがリアルを語る!キャリアイベントで見えた働く魅力 NEW

スイス発のプレミアムスポーツブランド「On」は、2026年6月17日(水)、特別キャリアイベント「On Career Event」を開催した。会場となったのは、銀座・並木通りに建つ「On Flagship Store Tokyo Ginza」。当日は、販売職やストアスタッフに興味を持つ参加者が集まり、ブランドの理念やカルチャー、実際の仕事内容、そして「On」で働く人たちのリアルな声に触れた。
動くことを通じて、人の心に火を灯す
冒頭で登壇したのは、「On Flagship Store Tokyo Ginza」のストアリードを務める浜田剛さん。まずブランドの原点と、大切にしているミッションについて語った。
「『On』の創業者の一人であるオリヴィエ・ベルンハルドは、元トライアスロン選手でした。ある時、脚をケガした彼が脚に負担をかけずにトレーニングできるようランニングシューズのプロトタイプを作り始めたことがブランドの原点となっています。現在、3人の創業者のうち2人が再びCEOを務めています。ファウンダーが直にジャッジできるようになっているので、成長のスピードが非常に早く、エキサイティングです」
その言葉通り、「On」では新工場がオープンしたり、従業員数が前年比で倍増したりと、急速な成長を遂げている。プレゼンテーションでは世界中のリテールストアのスケール感も紹介された。
「『On』が掲げる“Ignite the human spirit through movement”というミッションは、世界中のオフィスやリテールストアで働くスタッフが共有しています。動くことで新たなアイデアが生まれたり、お客様や人々の人生を豊かにしたりすることを、『On』はとても大切にしています。
今皆さんがいるこの場所はコミュニティエリアといって、毎週水曜日に開催しているランニングイベントの拠点になっています。お客様だけでなく、スタッフ同士で走りに行くなど、アクティビティも豊富です。また、ともに走り、動くことでムーブメントを創り出すことを大切にしています」

「On」のカルチャーを支える5つのスピリット
続いてのテーマは「On」の世界観を体現する5つのスピリットについて。
1. Explorer Spirit
2. Athlete Spirit
3. Team Spirit
4. Positive Spirit
5. Survivor Spirit
「中でも個人的に好きなのが、4. Positive Spiritです。『On』の仕事はチームワークなので、ポジティブな人と話すとエネルギーをもらうことができます。相手にエネルギーを分けるためには自分自身がポジティブでいる必要があるので、このスピリットは『On』の採用方針にも関わっています」と浜田さん。
さらに、リテールの現場では「Deliver Wow!」という言葉も大切にされている。
「商品に出会い、魅力を知り、手に取って実際に履いてみる。そして動くことで心に火を灯すというシームレスな体験の中で、 “Wow!”と思っていただけるような体験を届けたいと常に考えています」
銀座店は、パリに次いで世界で2番目の規模を持つ店舗だという。プレミアムなVMDや、ローカライズされた店舗デザイン、スイス発のブランドとしてのプライドを表現する什器やオブジェなど、空間そのものもブランド体験の一部となっている。浜田さんは、リテールストアを「多くのお客様に『On』を届けるための重要なマーケティングの場所」と表現した。

店舗全体で届けるプレミアムなブランド体験
トークセッションの後は、現役スタッフの案内によるストアツアーへ。実際に店舗で働く際の動き方、役割分担などを丁寧に紹介した。
「店舗では、フロアでの接客、フィッティングのご案内、商品の補充や搬送を行うポジションがあり、スタッフはタイムテーブルに沿って動いています。銀座店は大変人気で入店をお待ちいただいているので、整理券を配布し、入口でお客様を案内する『グリーター』というポジションもあります。また、店頭のディスプレイやマネキンのコーディネートはVMチームが担当しています」
2階に上がると、トレーニング、オールデイ、奥にはテニスカテゴリーのコレクションが配置されている。営業中の店内の映像を見ながら、「On」ならではのカスタマーの傾向についても触れられた。
「銀座店には毎日、中央のソファに座りきれないほど多くのお客様に来店いただいています。8割ほどが海外からのお客様です。というと英語が苦手な方は不安を感じるかもしれませんが、大丈夫です。実は私も、入社当時はまったく英語が話せませんでしたが、無料の英会話レッスンが用意されていますし、英語だけでなくドイツ語、中国語などさまざまな言語を話せるスタッフも在籍しています。一緒に学びながら英語力を身につけられるので安心してください!」
レジカウンターに加え、スタッフがいるその場でも会計できる端末が導入されており、待ち時間なくシームレスな体験を提供できるようになっている。売場設計やオペレーションにも「Deliver Wow!」の精神が反映されているのだ。

現役スタッフが語る「On」で働く魅力とやりがい
ストアツアーの後半では、現役スタッフ3名がそれぞれの入社経緯や、働いてみて感じる魅力を語った。
「以前は別の業界の小売業で働いていました。『On Run Club』に参加する中で、『On』のスタッフやお客様のアットホームな雰囲気が心地よく感じ、自分もスタッフとして働きたいと思いました。もともとはキャットストリート店での勤務でしたが、銀座店がオープンするタイミングに合わせて、リードストアアドバイザーに挑戦することにしました。年齢や性別、国籍に関係なくチャレンジする機会が本当にたくさんある会社です」
「私は大学病院で3年半勤務した後に転職しました。ランニングを始めた頃、『On』の店舗に行くと、忙しい中でも私の目標に合わせて丁寧に接客をしてくれて、『On』での仕事に興味を持ちました。新しい環境に踏み出すことには不安もありましたが、入ってみたら元気でポジティブなスタッフばかりで、いい環境だなと感じています」
「私は20歳頃からリテール業界に入り、店長やスーパーバイザーとして経験を積んできました。リードストアアドバイザーとして入社しているのでポジションとしては下げているのですが、急成長している『On』の中で働くことは、今しかできない経験だと感じています」


成長を後押しする「On」での働き方と学び方
イベント終盤には、参加者からの質問にスタッフやマネージャーが答えるQ&Aセッションを実施。働くうえで気になるテーマに対して、現場のリアルな声で丁寧に回答された。
Q:皆さんが感じる「On」で働く魅力について教えてください。
A:一番はやはり、プロダクトの強さだと思います。初めて「On」のシューズを履いた時、雷に打たれたような衝撃がありました。店舗でもお客様が試着された瞬間に驚いたり、感動してくださったりすることがあって、そのリアクションを間近で見られるのは大きなやりがいですね。
A:私が入社した2024年4月当時、日本の店舗は原宿だけでした。その後銀座にこれだけ大きなストアができて、世界でも有数の店舗になりました。同じチームとしてその成長を見られるのは、すごく面白いですね。
A:「On」のいいところは、自分らしくいられるところだと思います。それぞれの個性や考え方を受け入れてくれる空気があるので、好きなものに向き合えて、自分の力を自然に発揮できる場所だと思います。
Q:日本の「On」ならではの特徴はありますか?
A:「On」のプレミアム感は、プロダクトとマーケティング、そして人に宿っていると思います。この3つの要素が重なり合い、プレミアムな体験をお届けできるのが日本のストアです。「おもてなし」の精神で、お客様一人ひとりの目的やライフスタイルに合わせて届けていくことができます。
Q:商品知識や接客技術はどのようにして学ぶのでしょうか?
A:毎日30分ほど朝礼の時間があって、その中でプロダクト知識を確認したり、テストをしたりしています。専用のリテールアプリでも知識をアップデートできるようになっています。あとは任意参加のロールプレイもやっています。実際の接客を想定して練習できるので、未経験の方でも少しずつ慣れていける環境です。
Q&Aを通じて伝わってきたのは、現場のリアルな温度感。「On」求人や採用に少しでも興味を持った人にとって、この夜のリアルな声は、次の一歩を考えるきっかけになったはずだ。挑戦を応援するカルチャーと、日々学び続けられる環境があるからこそ、スタッフ一人ひとりが自分らしく成長しながら、「On」らしいプレミアムな体験をお客様に届けているのだ。
最後に浜田さんは、「ブランドの成長には、店舗やプロダクトだけでなく、それを体現する人の存在が欠かせません。ご紹介した5つのスピリットをお客様に伝える仲間を、心からお待ちしています」とイベントを締めくくった。
現在「On」では事業拡大に伴い店舗やオフィスでご活躍いただける人材を募集しています。記事を読んで想いや考えに共感した方、新しいことに対して積極的に取り組める方など「On」と共に成長していきたい人は、ぜひこちらからご応募ください。また、「On」のカルチャーをさらに深く知りたい方はこちらの記事や動画もご覧ください!
文:大貫翔子
撮影:船場拓真
Brand Information
On
「On(オン)」