アパレル面接を攻略せよ!面接で絶対にやってはいけないこと
転職活動においていかなる時でもキーポイントとなる面接。好感を抱いてもらえるように身だしなみを整えることはもちろん、アパレル業界への転職だからこそ考えておかねばならないこともあります。そこで本記事では、転職の面接前に気をつけておきたいポイントから面接で絶対にやってはいけないことを詳しくご紹介。アパレル業界に転職する際には、ぜひ一読下さい。
記事監修/北川 加奈さん エーバルーンコンサルティング株式会社 ヴァイスプレジデント
静岡県浜松市出身。大学卒業後イギリスへ留学し、帰国後塾講師として勤務したのち2008年にウォールストリートアソシエイツ(現エンワールド)へ入社、2017年から3年間スタートアップメンバーとしてAllegis Group Japanにて勤務。2021年、エーバルーンコンサルティングにVice Presidentとして入社。ラグジュアリーブランドにとどまらない幅広いネットワークを強みとし、主に外資系を中心に、セールス・マーケティングなどの案件を担当している。エグゼクティブ案件の紹介実績も多数。
LinkedIn:@Kana Kitagawa
アパレルの採用面接時での5つのNG項目
合否を勝ち取る上で避けては通れない面接。事前の対策をおこなったかどうかで結果が大きく違ってくるでしょう。そこでここからは、アパレルの採用面接時において気をつけておきたいNG項目を5つご紹介。あらかじめどんなことがNGとされているのかを事前に把握しておくことで、面接時の失敗を防ぐことができるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。
面接でダラダラと話すのはやめよう
面接時間は限られているため、自分のことを伝えたいことばかりを長々と話すことは絶対にNGです。
面接という場でダラダラ話すということは仕事でも同じように話すと思われてしまうからです。面接という限られた時間の中で、有効に時間を使えるかがキーとなります。
キャリアが短い場合は、相手との会話のキャッチボールを意識しましょう。相手の質問に対して、的確に答えられるようにしておけば、話のテンポがよくなり好印象を与えやすくなります。
またキャリアが長い場合は、話が長くなりがちなので、その場合は直近の2社に重きを置くことにしましょう。決して長く話す必要はありません。結論から話すことを意識して、簡潔に伝えることが重要です。
「キャリアアップのため」とは言わない
転職理由を話す際に「キャリアアップのため」とは言わないこと。
なぜなら「キャリアアップ」という言葉の定義は人によって違うからです。面接では、相手にクエスチョンマークを与えないことが重要なのです。
もちろん「キャリアアップのため」が転職理由だと言う方も少なくありません。しかしキャリアアップという言葉だけでは中身が曖昧で、相手にはなかなか伝わりません。
できるだけ「キャリアアップのため」という言葉は使わず、抽象的に話さないことを心掛け、起承転結のストーリーを具体的に話せるようにしましょう。
例えば、退職理由が「キャリアアップできなかった」だとして、退職せざる理由があったとしても、解決策をいくつか用意していたことを面接では伝えるべきです。自分自身がどんな最善策を取ってきたのかも重要な情報であるからです。最善を尽くしたが、やめざるを得なかったというストーリーまで用意しておきましょう。
「お店に行っていない/見ていない」は通じない
自ら足を運んで店舗や商品、そして働いている人をみることは必須です。
企業研究は大前提とし、必ず接客まで受けましょう。接客を受けることでブランドのスタイルやカルチャー、クオリティをみることができるからです。また店舗の客層やディスプレイ、清潔さ、チームワークなども見ておきましょう。
お店に行く場合は、店舗によっても色が違うのでできるだけ多くの店舗を見ることが重要です。多くの店舗を回ると言うことは、ここで働きたいという意気込みを見せることにもつながります。
お客さま目線で見た改善点などを自分の意見としてまとめておくことで、面接時は自分の言葉で話すことができるでしょう。
競合ブランドの商品を身につけるのはNG
面接時に競合ブランドの商品を身につけることや持っていくのはNGです。
アパレル業界における面接時での特有な悩みが「服装問題」。なぜならば、面接時に「私服」や「カジュアルで構いません」と言われることが多々あるからです。
服装は第一印象を決める大事なもの。また面接時の印象にも大きく影響するため、受けるブランドの商品を身につけていくことが理想とされています。しかし無理ならばせめてブランドがわからない服を身につけましょう。
また、ブランドイメージを理解しているかも同時に問われているので、ブランドイメージに近いものでコーディネートを完成させましょう。
過去に在籍していた企業の悪口を言うことはNG
過去に在籍した企業で、たとえ嫌な経験をしていたとしても決して面接で悪口は言わないでおきましょう。
やはりネガティブな理由は、マイナスな印象を与える可能性が高いからです。
ネガティブな面を伝えるよりも、どう改善してきたのかを面接時では伝えるべきです。どう乗り越えてきたのかを伝えた方が、相手にポジティブな印象を与えます。
例えば前職では実現できなかったことを書き出し、次の職場で実現したいという熱意に変換して見ることです。転職理由がネガティブだとしても、工夫しだいでは好印象を与えます。
好印象を与えるために偽りを述べるのではなく、上手な伝え方を考えておきましょう。
<まとめ>
面接時に気をつけるポイントから、面接で絶対にやってはいけないことを把握した上で、しっかりと準備をしていきましょう。また仕事以外の自己分析も忘れないこと。最近ではパーソナルな質問も多くなってきているからです。受け身ではなく、自らも企業を選ぶためにも能動的に面接に挑むことをおすすめします。
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