1. HOME
  2. 最新ニュース&インタビュー
  3. LinkedInはエンプロイヤーブランディングにおける重要なツールの一つ 

JOURNAL

LinkedInはエンプロイヤーブランディングにおける重要なツールの一つ 

LinkedInはエンプロイヤーブランディングにおける重要なツールの一つ 

採用の重要性が高まる近年。この激動の時代では、採用活動においても変革が求められています。そこでいま多くの企業が取り入れ始めているのが、「働く場」としての価値を高めるための「エンプロイヤーブランディング」。インターネットが普及したことで、求人情報サイトのようなプラットホームが就職や転職の主流の時代へと突入し、SNSなどを使うことで企業も容易に情報発信ができるようになりました。中でも時代や若者のニーズに合わせた採用変革を推進している企業は、このエンプロイヤーブランディングを意識したコンテンツ発信を行なっています。そこで更なる活性化を図るために取り入れたいのが、ビジネスSNSとして知られるLinkedIn。ビジネスに特化した最大級のツールであり、多くのビジネスパーソンや意思決定者が集まっています。ユーザーとの関係性の構築も行いやすく、ソーシャルリクルーティングの場として最適です。つまりLinkedinはエンプロイヤーブランディングにおける重要なツールの一つと言えます。今回は、ブランディングに効果的なLinkedInを詳しく解説していきます。

LinkedInはエンプロイヤーブランディングの重要なツール

ソーシャルリクルーティングの代表格になりつつあるLinkedIn(リンクトイン)は、エンプロイヤーブランディングの重要なツールの一つとして考えられています。まずここでは、LinkedInについて簡単に説明します。

LinkedInとは? 

世界最大規模のビジネスSNSと言われ、2003年にアメリカでリリースされたLinkedIn。海外では、転職経路の約4割近くがLinkedInと言われ、ビジネスツールとして知られています。その現在のユーザー数は、世界200か国で9億人以上。ここ数年でユーザー数は確実に増えており、 日本国内でも現在約300万人以上が利用しています。

実名・顔出し登録が原則で海外では名刺代わりに。また詳細な職歴や自己アピールを入れ職務経歴書の代用としても使用することができます。

Facebookのビジネス版と言われることが多く、新たな機会創出のために欠かせないプラットフォームとして注目されています。 

世界、国内ではどのような登録で使われているの?

個人と企業が登録できるLinkedIn。個人では高感度のビジネスパーソンが多く、 アメリカでは人口の約40%がアカウントを所有しています。日本での個人アカウントは、日系企業に勤めている方の割合が74%ほど。こちらにはフリーランスも含み、マネージャー以上が38%となっています。 

日本企業のメンバーの属性は、大手が36%ほど。200〜1000人ほどの中小企業は少なくなっています。IT業界や製造業が多く、業種では営業、エンジニア、クリエイティブ、販売、事業開発、総務、財務などが占めています。

LinkedIn企業・個人ページの活用について 

ではLinkedInを活用するために、どのようなことができるのでしょうか。企業や個人ページの活用についてご紹介します。

人材にもアプローチ可能な企業ページ  

企業ページでは、会社の紹介や自社に関する投稿ができ、また同時に求人を掲載することができます。また採用情報のみならず、働いている従業員の経歴や働く環境など多くの情報が集まるため、企業ページはブランディングに効果的です。

求職者と企業が直接やり取りを行うLinkedInは、求職者とのタッチポイントが増え信用を得られると、高い評価を受けています。

ビジネスの関係性を広げられる個人ページ 

個人ページでも投稿やLikeなどを代表とするリアクション、他のユーザーとつながることができます。また多くの人は転職活動に使用しており、自ら求人に応募したり、求人をメールで受け取ったり、企業情報をチェックしたりしています。オープンなプラットフォームなので、今まで知り合う機会のなかった人達と新たな関係性を築くことができ、思わぬビジネス機会につながる可能性も秘めています。

自身の考えや人柄を表す投稿。その人の思考や経験を投稿することで、投稿はシェアされ、パーソナルブランドを築けられます。中にはインフルエンサー(現在ではTop Voices)のような方も存在し、LinkedInでもフォロワー数は重要なポイントに。投稿したコンテンツが表示された回数(インプレッション)も確認することが可能です。

LinkedInを使った自社採用や投稿における活用ポイント

LinkedInは、効率的な採用ブランディングができるプラットフォームとして、理想的な場所だと世界中で評価されています。ここではLinkedInのSales Manager鈴木氏から伺った、自社の採用や投稿における活用ポイントをご紹介します。

ポイント①交流を心がけ、定期的に投稿

会社ページも個人ページも常に最新の情報に更新し、定期的に投稿していくことが重要です。平日なら週前半(月・火・水)はエンゲージが高いと言われています。最低でも週1回は、定期的に情報を習慣化し発信していきましょう。

また一方的に投稿をするだけではなく、積極的に他者にリアクションやコメントを返して交流するという意識も重要となってきます。積極的に交流を生み出すことで自身のみならず会社へのファンづくりが、ブランディングを上げていく上での重要なポイントとなるでしょう。

ポイント②リアルな声や働く人もお届けする

会社のリリースだけではなくリアルな声や、どんな方が働いているか、働く環境を積極的に発信していきましょう。なぜならその企業にどんな人が働いているかという観点で企業を評価し、転職時の判断基準にしている人も多いからです。情報の透明性により安心していただき、入社前と入社後のギャップをなくしていくことが重要となります。

現在活躍している社員と近いマインドをもった人達や、価値観を持った相手へアプローチでき、共感を得やすい効果も期待できます。採用において最も大切な要素である「適切なマッチング」を行いやすくするためにも、リアルに働く人や声を掲載していきましょう。

ポイント③求人ばかりではなく、よりパーソナルな内容を投稿

企業ページのため企業内容のみの発信という発想になりがちですが、よりパーソナルな内容を投稿することがおすすめです。企業軸の発信ではどうしても宣伝のようになり、無機質な運用になりがち。やはり人が心を動かされるのは、個人としての想いや熱量を投稿から感じる時かもしれません。

企業アカウントであっても、パーソナルな内容を投稿することで共感や支持を得やすくなります。その際の投稿は自分の言葉で、誰に見てもらいたかを意識するかが重要となります。Top Voiceの方達が何を発信しているのか、そちらを参考にしてみるのもおすすめです。

ポイント④フォロワーを増やすのも忘れてはならない

フォロワーが多ければ多いほど、会社のリーチは大きくなり、新しいフォロワーにつながる可能性があります。まずはフォロワーを増やすために、企業のTOPが個人のアカウントを使って情報を発信していくことをおすすめします。なぜならTOPが情報を発信するかしないかで、フォロワーの成長率が変わってくるからです。

共感を集められたTOPの個人アカウントの方が、大企業の公式アカウントより影響力が大きいというケースも多く挙げられるからです。個人アカウントが企業アカウントに影響を与えるのが、LinkedInの特徴なのです。

優秀な人材の確保戦略の一つでもあるLinkedInというツール 

ユーザーとの関係性の構築も行いやすく、企業ブランディングの場として最適なLinkedInをエンプロイヤーブランディングに利用することを検討してみてはいかがでしょうか。つながっている方がどのような情報を発信しているのか、交流したい方をフォローしてみるのも今日から実践できることかも知れませんね。エンプロイヤーブランディングの依頼はぜひ、NESTBOWLまでご依頼下さい。

SNSでこの記事をシェアする