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【4/16(水)より開催】18世紀から現代までの衣服作品など約130点を展示!「LOVEファッション―私を着がえるとき」

【4/16(水)より開催】18世紀から現代までの衣服作品など約130点を展示!「LOVEファッション―私を着がえるとき」 NEW

2025年4月16日(水)〜2025年6月22日(日)、東京・初台の東京オペラシティ アートギャラリーにて「LOVEファッション―私を着がえるとき」が開催。京都服飾文化研究財団(KCI)が所蔵する 18 世紀から現代までの衣装コレクションを中心に、人間の根源的な欲望を照射するアート作品などが展示される。ファッションとの関わりにみられるさまざまな「LOVE」のかたちについて考えさせられる本展は私たち人間が服を着ることの意味について再び考えるきっかけとなるだろう。

着る人や創作する人の「LOVE」に溢れた作品を多数展示

美しい花柄が広がる18世紀の宮廷服、いまにも動き出しそうな鳥たちがあしらわれた帽子、極端に細いウエストや膨れ上がった袖のドレス。歴史を振り返れば、過剰や奇抜と思える装いにこそ当時の人々の美意識が凝縮しています。現代のデザイナーも新たな形や意味を服に込め、私たちの日々の気分を切り替えるだけでなく、別の何かへと変身できるような感覚を与えます。デザインを極限までそぎ落としてミニマルな記号へと還元するヘルムート・ラングや、時代や性別を超えた衣装で私たちの固定観念を揺さぶるコム・デ・ギャルソンがヴァージニア・ウルフの『オーランドー』に触発された作品などがその一例です。

本展では、着る側と作る側それぞれの熱い「LOVE」から生み出された装いの数々が登場。KCI の豊かなコレクションより選ばれた、18 世紀から現代までのさまざまな衣服 74 点と装飾品 15 点を中心に、アート作品約 40 点を加え、約 130 点の作品で構成されています。

花束と毛皮文様のドレス(ローブ・ア・ラ・フランセーズ)(部分) フランス 1775年(テキスタイル 1760年代)© 京都服飾文化研究財団、撮影:畠山崇

服を着る「私」の存在とその認識を広げる美術作品

さまざまな願望や葛藤を抱えながら現代を生きる多様な「私」のありようを、現在活躍するアーティストの作品を通して紹介。身近な友人との日常を切り取り、ありのままに生きることを肯定するヴォルフガング・ティルマンスの写真、同世代の女性たちのインタビューを題材にその日常と内面を描き出す松川朋奈の絵画、背負う貝殻を変えるヤドカリの姿に人のアイデンティティを重ねるAKIINOMATA の作品など、「私」をめぐる問いの現在形を探ります。

原田裕規《Shadowing》2023年 © Yuki Harada / 撮影:Katsura Muramatsu

会場構成について

Chapter 1. 自然にかえりたい
歴史の各時代に現れた動物素材や植物柄のファッションを展示。華やかな花柄が刺繍された18世紀の男性用ウエストコート、20 世紀前半に流行した鳥の羽根やはく製が飾り付けられた帽子、毛皮不使用や環境保護を標榜するエコファーのコートなどに加えて、人間の毛髪を素材とした小谷元彦の作品なども展示。

Le Monnier ベレー 1946年頃 撮影:林雅之 ©京都服飾文化研究財団
J. C. de Castelbajac コート 1988年秋冬 撮影:来田猛 ©京都服飾文化研究財団

Chapter 2. きれいになりたい
19世紀の身体美の要を担ったコルセットや、布地の芸術作品として卓越した造形で魅惑するクリストバル・バレンシアガなど20 世紀中葉のオートクチュール作品を中心に展示。ヨウジ・ヤマモトやジル・サンダーなどの彫刻的な現代ファッションとともに、衣服のかたちに現れた多様な「美しさ」の創造力を紹介。

Chapter 3. ありのままでいたい
1990年代以降にプラダやヘルムート・ラングらが牽引した、自然体のリアルな体を主役にするミニマルなデザインの服や、ミニマル・ファッションの究極系とも表現できる、いわ ゆる「下着ファッション」を中心に展示。

Chapter 4. 自由になりたい
アイデンティティの変容を描いた本作に触発されたコム・デ・ギャルソン2020年春夏コレクション、コム・デ・ギャルソン オム・プリュス2020年春夏コレクション、川久保玲が衣装デザインを担当したウィーン国立歌劇場でのオペラ作品《Orlando》(2019年)の「オーランドー」三部作を一挙に紹介。

Comme des Garçons (川久保玲) トップ、パンツ 2020年春夏 撮影:来田猛 ©京都服飾文化研究財団

Chapter 5. 我を忘れたい
こんな服が着てみたいという願望、あの服を着たらどんな気持ちだろうという期待、はたまた欲しかった服に袖を通したときの高揚感。トモ・コイズミによるフリルとリボンを用いたモビルスーツのような愛らしい作品やロエベによるまるで唇に私の身体が乗っ取られてしまったかのような作品などを展示。

ファッション好き、ラグジュアリーブランド業界に携わる方を強く魅了するであろう本展。普段はなかなか見ることができない貴重な作品が揃うこの機会、ぜひお見逃しなく!

展覧会概要

展覧会名:LOVEファッション―私を着がえるとき(英語表記 Love Fashion: In Search of Myself)
会期:2025年4月16日(水)~6月22日(日)  
会場:東京オペラシティ アートギャラリー(ギャラリー1, 2)
開館時間:11:00-19:00(入場は18:30まで) 
休館日:月曜日(ただし、4月28日(月)、5月5日(月・祝)は開館)、5月7日(水)
入場料:一般 1,600[1,400]円/大・高生 1,000[800]円/中学生以下無料

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