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【イベントレポート】チャレンジ精神を礎に、感動的な顧客体験を。“Deliver Wow!”を掲げる「On」のリテールチームが求める理想の人材

【イベントレポート】チャレンジ精神を礎に、感動的な顧客体験を。“Deliver Wow!”を掲げる「On」のリテールチームが求める理想の人材 NEW

スイス出身の元トライアスロン選手、オリヴィエ・ベルンハルドが中心となり、2010年に創設されたスポーツブランド「On」。高機能かつデザイン性の高いプロダクトは各業界から支持を集め、今では世界に約80店舗を構えるグローバルブランドへと成長を遂げている。2025年秋には日本で新店舗オープンを予定していることから、リテールチームを強化するための特別なオンラインイベントが4月24日(木)に開催された。

当日はオンライン上で集まった数多くの参加者を前に、リテールシニアリード・APACの水口延広さんが「On」のビジョンやブランド哲学、リテールチームの今後の展望などについて話をしたほか、現役のストアスタッフであるアソシエイト・ストアリードの佐々木佳奈子さんとリード・ストアアドバイザーの尾崎智海さんが、入社から現在までを振り返るトークセッションを展開。仕事で大切にしていることやチームの一員として迎え入れたい人物像など、ここでしか聞くことが出来ない話で溢れた貴重なイベントとなった。

水口延広さん/オン・ジャパン株式会社 リテールシニアリード・APAC 
バックパッカーとして世界中を巡り歩き、帰国後は米国発シューズ販売チェーン店の日本第一号店で店舗運営に携わる。その後、フランスに本社を構えるメゾンの日本支社でビスポークシューズのリテールを担当。業界トップのグローバルスポーツブランドでの事業開発やグローバルファッション企業でのリテールマネジメント経験を重ね、2024年9月にオン・ジャパン株式会社へ入社。リテールシニアリード・APACとしてオン・ジャパンのリテールビジネスを率いている。

佐々木佳奈子さん/オン・ジャパン株式会社 アソシエイト・ストアリード
福岡県のスポーツ専門学校を卒業後、2018年にパーソナルトレーナーとしてフィットネスジム運営会社へ入社。パーソナルトレーニングやアスリートのケアなどに従事しながら、社内でランニングチームを発足することでコミュニティ構築にも貢献。そのことが「On」を好きになるきっかけとなり、よりシューズの専門性を高めるためにランニングシューズ専門店のリテールスタッフへ転職。その後「On Flagship Store Tokyo Cat Street」オープンに合わせて上京し、2022年6月にオン・ジャパン株式会社へ入社。アソシエイト・ストアリードとして「On Flagship Store Tokyo Cat Street」においてリテール業務の中核を担っている。

尾崎智海さん/オン・ジャパン株式会社 リード・ストアアドバイザー
20代から原宿にあるスニーカーセレクトショップにてリテール業務に携わる。その後、大手外資系アパレルメーカーのアルバイトとして入社し、10年間でリテールストアの販売スタッフから店長まで経験。前職では日本初上陸となる帽子ブランドの店舗立ち上げから複数店舗の運営などを経て、2024年5月にオン・ジャパン株式会社へ入社。リード・ストアアドバイザーとして「On Flagship Store Tokyo Cat Street」の多岐に渡る運営業務を担当している。

成長の勢い止まらず。グローバルで100店舗目を見込む

― はじめに「On」のビジョンやブランド哲学について、水口さんにお伺いできればと思います。

我々は“To ignite the human spirit through movement”(動くことを通じて人の心に火を灯す)をミッションとして掲げ、人々が身体を動かすきっかけを創出していきたいと思っています。そのうえで、“To be the most premium global sportswear brand”(世界で最もプレミアムなスポーツウェアブランドを目指す)をミッションとしています。

「On」と言えば、ランニングシューズを思い浮かべる人も多いかと思いますが、スポーツウェアも数多くラインナップしており、近年では非常に需要が高まってきています。

最近では元プロテニスプレーヤーのロジャー・フェデラーがインベスター兼アドバイザーとして参画したことが話題になりましたが、2024年には日本円に換算し約4000億円の売上高を達成、従業員は世界で2500人以上にのぼるなど、急成長を遂げていることからグローバル企業として認知されつつあります。また、世界で80店舗を構えており、このスピード感だと今年中に100店舗目をオープンすることは間違いないでしょう。それほどお客様のニーズが高く、私たちの商品が必要とされていることを喜ばしく思います。

どのような国々に店舗をオープンしていますか。

昨年7月、フランスでは2店舗目となる旗艦店をパリのシャンゼリゼ通りにオープンしたほか、同月にAPACでは2店舗目となるオーストラリア・メルボルン、10月にはアメリカのニューヨークに国内3店舗目となる旗艦店をオープン、イタリアではミラノ、ドイツではベルリンに国内初の店舗をオープンしました。ミラノの店舗ではアパレルの売り上げが世界で最も高いという大変興味深いデータも上がってきています。

今年で3周年を迎えたAPAC初の旗艦店「On Flagship Store Tokyo Cat Street」も各国にある店舗同様、連日多くのお客様が足を運んでいただいてるおかげで、世界有数の売り上げを誇る店舗となっています。40名以上のスタッフがおりますが、より成長をするために随時新しいメンバーを募集しています。

今後オープン予定の新店舗についてお話できることはありますか。

現段階では今年9月、東京にスタッフ50名を要する新たな旗艦店をオープン予定です。皆さんがストアで働くことをより具体的にイメージできるようにお話しすると、順にストアリード、アソシエイト・ストアリード、リード・ストアアドバイザー、シニア・ストアアドバイザー、そしてストアアドバイザーで構成されています。ただ、上司と部下いう関係性よりもチームとしての関係性を重んじているので「On」を一緒に大きくしたいと思える仲間との出会いを楽しみにしながら、スタッフ募集の準備をしている最中です。

今年9月にオープン予定である旗艦店のチーム構成図

スタッフのハッピーに繋がる福利厚生の整備を惜しまない

「On Flagship Store Tokyo Cat Street」には、世界各国のお客様が列をなしていますが入社時点で英語力は必須ですか。

応募者との面接の場でも、一番聞かれるのは英語力が必要か否かですね。確かにストアリードという店長クラスのポジションに就くためには英語力が必要不可欠かもしれませんが、それ以外のポジションであれば必ずしも英語が話せなければいけないということはありません。無料で英会話レッスンの場を提供していますし、接客を通して実践的に英語を学べる環境があります。ステップアップを図れる良い環境だと思います。

逆に「英語を生かして海外の店舗で活躍したい」と考えている方がいれば、海外店舗と連携を図ってきっかけを提供することも可能だと考えています。また、リテール職からマーケティング職やMD職へのキャリアの横断も、チャレンジ精神の強い方であれば十分可能でしょう。自らの意思でアクションを起こせる人にとっては良い環境ですし、私達もこれから入社される方々が理想的なキャリアを歩んでいけるよう可能な限りサポートしたいと思っています。

スタッフのモチベーションを高く維持するための福利厚生も充実していますよね。

先ほども少しお話ししましたが、月曜日から金曜日まで毎日、ネイティブの先生によるグループセッションとマンツーマンセッション(予約制)の英会話レッスンを受けられる体制を整えています。またユニフォーム制度で言うとフルタイム勤務の場合は半年に1回、12点の最新コレクションが支給されることに加えて、自社アイテムを社員割引価格で購入できるオンラインクーポンをお渡しするなど、とにかくスタッフがハッピーに「On」で働ける環境づくりに努めています。

前半の締めくくりとして、水口さんから「On」で働き始めて思うことをお教えいただけますか。

去年9月にオン・ジャパンへ入社してから、ハッピーな毎日を過ごせています。もちろん、チャレンジングなプロジェクトにプレッシャーを感じる日もあります。気持ちがへこむ日だってあります。ただ、それらも含めてやりがいのある仕事なので朝起きるのが楽しみなんです。とある人が、、「最高の仕事とは、遊びと学びのバランスが取れた仕事のことだ」と言っていました。私にとっては、まさにこの仕事は働いているというよりもプレイしている感覚に近い。とにかく、エキサイティングな場所なんです。

今回のキャリアイベントが皆さんのキャリアに少しでも良い影響を与えられたとしたら本望ですし、「On」という場所で我々とドリームオンしたいと思ってくださった方がいれば、ぜひ応募してくれたら嬉しいです。


チームワークを重んじるカルチャーが入社の決め手

後半は、実際に働かれている尾崎さんと佐々木さんにお話を伺えればと思います。お二人は異なるバックグラウンドをお持ちですが、「On」との出会いはどのようなものだったのでしょうか。

佐々木 佳奈子さん(以下、佐々木):元々ランニングが好きで、前の職場でランニングチームを立ち上げた際、その活動中に副社長から「On」を教えてもらったことが一番最初の出会いです。それから「On」のテックレップと呼ばれる営業部門の方ともお話しする機会があり、試し履き用のシューズをお借りしてイベントも開催させていただきました。そのときに、商品はもちろん「On」で働く人たちが輝いて見えて。「どのような形であれ『On』に携わる仕事がしたい」とイグナイトされました。その後、「On Flagship Store Tokyo Cat Street」がオープンすることを知ってから2ヶ月足らずで上京、2022年にストアアドバイザーとして入社しました。

尾崎 智海さん(以下、尾崎):ちょうど1年前、転職を考えているタイミングで「On」の求人を見つけました。それまでは少し変わったシューズを出しているという印象しかなかったのですが、実際に履いてみて感じたプロダクトの機能性に心惹かれてブランドに興味を持ち始めました。ランニングコミュニティを通してお客様と実地的にリレーションシップを構築する姿勢や、昨年行われたキャリアナイトに参加してみてチームワークを重んじるカルチャーやエネルギーがみなぎっている点に魅力を感じ、入社するに至りました。

入社後に感じたオン・ジャパンならではの企業文化を教えてください。

尾崎:仕事というよりも、スタッフ全員がアスリート意識をもって働いているところでしょうか。「On」では“Deliver Wow!” というキーワードのもと、全てのお客様に感動を届けるための努力を惜しみません。全員が全員、そのような意識を持って毎日働くことは難しいと思うのですが、それが自然と体現できる素晴らしいチームワークのカルチャーが根付いてます。

「On」にはチームワークを重んじるカルチャーがある

キャリアアップの礎となるのはチャレンジ精神

仕事をする上で大切にしていることは何ですか。

佐々木:何事も前向きに、チャレンジ精神を持って取り組むことを大切にしています。接客業務はもちろん、コミュニティ活動の一環として「On」が主催するランニングイベントへの積極的な参加を通してお客様と交流する機会を創出したり、今まさに行われているキャリアナイトへ登壇してみなさんの前でお話しすることに挑戦してみたりして、自分には何が求められているのかを都度考えながら行動できるような意識づくりをしています。 

日々、様々なお客様と接する機会があるかと思いますが、どのようなところにやりがいを感じていますか。

尾崎:お客様一人ひとりが笑顔になる顧客体験を生むためには、入り口でのお声がけからフィッティング、お会計に至るまで各セクションのスタッフのサポートと連携が必要不可欠ですが、それらを経て「On」の商品とサービスにご満足いただけた様子を見られたときにやりがいを感じます。

また約20年間リテールに携わってきた中でも、海外からのお客様を中心に接客する機会に恵まれていることや、 日によっては私が前職までに携わってきたストアの約40倍を売り上げる成長スピードを誇ることも含めて、他の小売店ではなかなか体験できないことが詰まっているのが「On Flagship Store Tokyo Cat Street」です。 今後のキャリア形成においても良い影響を及ぼす環境が整っており、それらがやりがいに繋がることもあるでしょう。

最後に「On」のリテール職において、おふたりが求める人物像、あるいはどのような方がマッチするか教えてください。 

佐々木:想定外の事象が起きたときに、それをポジティブに捉えて向き合える力を持つ人は魅力的に感じます。また、「On」におけるリテールポジションは単に商品を売ることだけが仕事ではなく、アドバイザーという肩書きにふさわしい、ブランドストーリーやプロダクトに詰まったイノベーションを正しく伝えるコミュニケーション能力も大切だと思います。

とは言え、私自身も転職を経て未経験からリテールのキャリアをスタートさせていますし、未経験だからこその視点や行動がチームにとって良い方向に作用することもあるので、「On」を好きでいてくれる方はぜひジョインしてくれたら嬉しいです。

尾崎:お客様やチームスタッフの気持ちを理解することに努めて、一人ひとりに合わせた提案ができる能力が重要だと考えています。グローバルなスポーツウェアブランドということでアクティブかつ英会話が得意な人だけが集まっているイメージを抱かれる人もいると思いますが、現に入社当初の私はランニングが習慣だったわけでも、流暢な英語を話せたわけでもありません。

むしろ、入社してから自分が持ち合わせていないスキルや習慣を臆することなく身につけようとチャレンジする姿勢が大切だと考えています。年齢や性別問わず誰もが楽しんで働くことのできる環境が「On」にはあるので、今までお話ししたことで少しでも共感できることがあった方は一歩踏み出してくれたら幸いです。

現在「On」では事業拡大に伴い店舗やオフィスでご活躍いただける人材を募集しています。記事を読んで想いや考えに共感した方、新しいことに対して積極的に取り組める方など「On」と共に成長していきたい人は、ぜひこちらからご応募ください。また、「On」のカルチャーをさらに深く知りたい方はこちらの記事や動画もご覧ください!

文:芳賀たかし

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