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営業・マーケティング職の職務経歴書の書き方|採用担当に刺さる6つのポイント

営業・マーケティング職の職務経歴書の書き方|採用担当に刺さる6つのポイント

転職の際に欠かせない、履歴書と職務経歴書。履歴書は名前や現住所、学歴、免許・資格といった“事実”を記載すればよいですが、少し悩ましいのが「職務経歴書」です。

ネット上のテンプレートを使ってもよいのか、手書きの方が好印象なのか、職務経歴はどのように書けばよいのか、熱い文章の自己PRを書いてよいのか--。特に営業・マーケティング職は成果を問われやすい職種のため、職務経歴書の書き方が重要です。

この記事では、1,000件以上の紹介実績を持つ転職エージェントの北川加奈さんが、採用担当者の目に留まる職務経歴書の書き方を6つのポイントで解説します。

北川 加奈さん/エーバルーンコンサルティング株式会社 Vice President
静岡県浜松市出身。大学卒業後イギリスへ留学。帰国後は地元の静岡にて塾講師として勤務。2008年にウォールストリートアソシエイツ(現エンワールド)入社のため上京。2017年にAllegis Group Japanに入社、ASTON CARTER プリンシパルコンサルタントとして勤務。2021年1月にエーバルーンコンサルティング入社。

職務経歴書の基本構成と必要な項目

職務経歴書に決まった書式はありませんが、採用担当者がスムーズに読めるよう、一般的には以下の4項目で構成するのが基本です。
「何をどこに書けばいいかわからない」という方は、まずこの構成を頭に入れてから、次の6つのポイントに進んでみてください。

項目書く内容
① 職務要約これまでのキャリアの概要を3〜5行で
② 職務経歴在籍企業・期間・担当業務・実績
③ 活かせるスキル・資格業務ツール・保有資格・語学力など
④ 自己PR強みや仕事への向き合い方

枚数はA4用紙2枚以内が目安です。職歴が長い場合でも3枚を超えないよう、直近の経歴を厚めに書き、古い職歴は簡潔にまとめましょう。
なお、各項目の具体的な書き方は以下で詳しく解説します。


【職務経歴書の書き方】営業・マーケティング職における6つのポイント

職務経歴書は“キャリアの説明書”です。
特に営業・マーケティング職は成果が数字で問われる職種のため、書き方ひとつで書類選考の通過率が大きく変わります。
以下の6つのポイントを押さえて、採用担当者の目に留まる職務経歴書を仕上げましょう。

  1. 職務経歴書はテンプレートを使ってPCで作成する
  2. 職務経歴書は直近の職歴から書く
  3. 営業・マーケティング職こそ成果を「数値」で書く
  4. 自分の成果を客観視して職務経歴書に落とし込む
  5. 職務経歴書は長文より箇条書きで要点を伝える
  6. 応募する企業を研究したうえで職務経歴書を書く

それぞれのポイントについて、詳しく見ていきましょう。

①職務経歴書はテンプレートを使ってPCで作成する

エージェントと採用企業のやりとりは基本的にメールで行われます。

職務経歴書は手書きでも問題ありませんが、修正のしやすさや読みやすさの観点からPCでの作成が一般的です。

書式は自分の希望職に合ったテンプレートで問題ありません。

なかには、自分の個性とスキルレベルを示すためにオリジナルの書式で提出するウェブデザイナーの方などもいますが、作品は別途提出するのがよいでしょう。

職務経歴書のテンプレートはWordやGoogleドキュメントで手軽に入手できます。まずはフォーマットに時間をかけるより、中身の充実を優先しましょう。

②職務経歴書は直近の職歴から書く

履歴書の学歴・経歴は古い年代から書きますが、職務経歴書は、直近の職歴から書いてください。

人事担当が知りたいのは、「いまどのポジションで、どのような仕事をしているか」。

職歴が長い人ほど、現在の仕事を一番強くアピールしましょう。

この「逆編年体式」の書き方は、営業・マーケティング職のように直近の実績が評価されやすい職種で特に有効です。

職歴が長い場合、古い職歴は会社名と在籍期間を簡潔に記載する程度でも構いません。

③営業・マーケティング職こそ成果を「数値」で書く

職務経歴書ではここが一番のポイントです。

成果を「数値」にして書くというのは、たとえば、営業職の場合は営業成績や成果、売上を具体的な数字で記載するということ。それらが一切書かれていない職務経歴書は、その方のスキルや実績が不明瞭のため、採用の判断材料としては不十分です。

マーケティング職の方も売上に大きく関わる職種のため同様です。

成果を数値で記載する場合は、「目標に対して何パーセント貢献したか」など、達成率を記載するのが基本です。

採用する企業からすると、成果が数値で示されていると客観的に判断しやすくなります。

同じように、「5人の部下をまとめていた」「2020年に前年250%売上達成して社長賞をもらった」など、会社の守秘義務を守りつつ、より具体的な数値が記載されているとよいでしょう。

数字が入っていると印象に残り、面接に結びつくきっかけにもなります。


NESTBOWL編集部より|守秘義務を守りながら数字で書くコツ

「守秘義務があって数字を出せない」と悩む方も多いですが、絶対額を記載しなくても数字で実力を伝える方法はあります。

売上の絶対額ではなく、相対値や達成率を使うのがポイントです。

会社名や商品名を特定できるような具体情報を避け、数字のスケール感だけを示すことで、守秘義務を守りつつ採用担当者に実力を伝えることができます。

自分の職種に合った指標を参考に、書き方を工夫してみてください。

職種数値化しやすい指標の例書き方のポイント
営業売上達成率、新規顧客獲得数、受注件数「前年比○○%増」「目標達成率○○%」など相対値で示す
デジタルマーケティングCVR、CTR、セッション数、ROAS改善率や前月比で示すと客観性が増す
CRM・メール担当開封率、クリック率、再活性化率施策前後の数値を比較する形で記載する
SNS担当フォロワー増加数、エンゲージメント率「○ヶ月でフォロワー○○%増」のように期間も添える
管理職・チームリーダー部下の人数、チーム売上達成率「○名のチームをまとめ、目標達成率○○%」と役割も添える

④自分の成果を客観視して書く

企業で働いていると、自分の成果を客観的に示しづらいと感じる方も多いでしょう。素晴らしい成果を持っているのに、職務経歴書に書かれていないケースも多々見られます。自分にとっては当たり前のため、それを成果として書くべきか迷い、記載をためらってしまうのでしょう。

職務経歴書を作成するときは、自分を客観視するのもポイントです。

「成果を強調することが大事、という客観的な気づきを得るためのお手伝いをすることもエージェントの仕事です」(北川さん)。


NESTBOWL編集部より|自分の成果に気づくための3つの問い

「何を成果として書くべきかわからない」という方は、以下の問いを自分に投げかけてみてください。思いがけない実績が言語化できるはずです。

  • 担当業務の前後で、数字は何か変わったか
  • チームや会社から感謝・評価されたことは何か
  • 「自分がいなければできなかった」と思えることは何か

⑤職務経歴書は長文より箇条書きで要点を伝える

希望する企業への自己PRは、つい熱が入って長々と書いてしまいがちです。しかし、人事部の担当者は忙しいため、文章を全部読んでそれを覚えているわけではなく、要点に着目しています。

そこで大事なのが、前述の「数字」です。

自己PRも箇条書きで簡潔にまとめることで、採用担当者に伝わりやすい職務経歴書になります。

⑥応募する企業を研究したうえで職務経歴書を書く

職務経歴書を提出する段階から、希望する会社のホームページをしっかり読み込んで書くことが大事です。

「どこにでも出している職務経歴書」だと思われないよう、「本当に御社にだけ出している」ことをアピールし、気配りや細心の注意を払いましょう。

たとえば、企業が求人票で重視しているスキルや経験を把握したうえで、自分の職務経歴書の中でその言葉を意識的に使うだけで、採用担当者の目に留まりやすくなります。

また、アパレル・ファッション業界であれば、ブランドの世界観や顧客層への理解を示す一文を添えると、他の応募者との差別化につながるでしょう。


ケース別「自分らしい職務経歴書の書き方」のコツ

経験年数や志望職種によって、職務経歴書の書き方は変わります。自分に近いケースを参考にしてください。

職歴が浅い・キャリアブランクがある場合

たとえ資格取得など将来のキャリアアップのためだったとしても、日本の文化では、キャリアの途中で学校入学などの空白の部分が入ると厳しい目を向けられてしまうことも。

そういう時は、「学ぶことで何を得ることが出来たのか。改善された点など」をロジカルに説明することでアピールポイントへと変えることができます。

職歴が浅い方は、その仕事をした1~2年の中で「何をしてきたか」を数字を交えながら具体的に書き、実績をきちんと伝えることを意識しましょう。

営業・マーケティングの特定職種に応募する場合

たとえばマーケティングでは、最近CRM(Customer Relationship Management)が人気があります。

CRMのポジションに応募する時に、「マーケティング全般に強い」と書くより、特にCRMにフォーカスして職務経歴書を書くというのも大事なポイント。

企業でSNSを担当していたなら、どれだけフォロワーを増やしたか、動員したかという「数字」を強調することがアピールポイントにつながります。

転職回数が多い場合

転職回数が多いと、書類選考で不利になるのではと不安な方もいるかもしれません。ただ職務経歴書の書き方次第で、転職回数の多さをキャリアの幅広さとしてアピールすることができます。

大切なのは、それぞれの転職に一貫したストーリーがあることを伝えること。

「なぜその会社に転職したのか」「そこで何を得たのか」が読み手に伝わるよう、各職歴に簡潔な背景や目的を添えておくと、転職回数への懸念を払拭しやすくなります。


NESTBOWL編集部より|アパレル・ファッション業界での転職回数が多い方へ

転職回数よりも「各職場で何を積み上げてきたか」を具体的な数字や実績で示すことが重要です。

たとえば「ブランドAでは新規顧客開拓を、ブランドBではチームマネジメントを経験」のように、転職ごとに異なるスキルを獲得してきたことが伝わると、採用担当者にポジティブな印象を与えやすくなります。


営業からマーケティング職へキャリアチェンジしたい人の場合

営業職からマーケティング職へのキャリアチェンジを目指す場合、「マーケティング経験がない」と感じてためらう方も多いですが、営業経験はマーケティング職に直結するスキルの宝庫です。

顧客との商談で得た市場感覚、売上数字の管理、顧客ニーズの把握といった経験は、マーケティング職でも高く評価されます。

職務経歴書では「営業経験をマーケティングにどう活かせるか」という視点で整理して書くことがポイントです。


NESTBOWL編集部より|営業経験をマーケティング職の職務経歴書に活かすコツ

営業経験をマーケティング職の職務経歴書に活かすには、実績を「市場・顧客視点」で言い換えることが効果的です。

たとえば「新規顧客を月10件獲得」という営業実績は、「ターゲット顧客の課題を分析し、アプローチ方法を改善することで新規獲得数を前月比○○%向上」と言い換えることで、マーケティング的な思考力をアピールできます。

志望するマーケティング職の業務内容をよく調べたうえで、自分の営業経験との接点を意識的に言語化しましょう。


まとめ:採用担当者の目に留まる職務経歴書を書こう

外資系企業の場合、転職でステップアップしていくことは一般的ですが、日本企業の場合は「(会社を転々としていると)すぐに辞めてまた転職する次に行くのではないか」と警戒されてしまいがちです。

転職には、人間関係、年収、キャリアアップなど様々な理由がありますが、職務経歴書は、応募する会社の職種にきちんと目線を合わせて書くことが基本。就きたい仕事、業務にフォーカスして仕上げましょう。

この記事を通じ、職務経歴書をアップデートして転職活動が実りあるものになることを願っています。アパレル・ファッション業界でのマーケティング・営業職への転職を検討している方は、ぜひNESTBOWLの求人もあわせてご覧ください。

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「エーバルーンコンサルティング(A Balloon Consulting)」は、東京と大阪を拠点にしたファッション業界に特化した人材紹介サービス会社。販売スタッフからエグゼクティブクラスまで、ファッション業界の優良な人材と企業をつなぐエージェントとして、多くの紹介実績を持つ。