【イベントレポート】ルルレモンのコミュニティイベント「Matter of Attraction」東京にて開催。ヨガでブランドカルチャーを体感 NEW

2026年5月29日・30日の2日間、カナダ発のプレミアム・アスレティックウェアブランド「ルルレモン」によるコミュニティイベント「Matter of Attraction(MOA)」が東京・渋谷で開催された。MOAは、ルルレモンが大切にするカルチャーや価値観を、言葉だけでなくヨガなどの体験を通して感じてもらうためのイベントだ。
会場となったのは、東京の街を一望できる渋谷スクランブルスクエア42階。大パノラマを背景に、2日間で約80名の参加者がヨガを通じて“ともに汗をかき”ながら、ルルレモンの世界観に触れる特別な時間を過ごした。
ルルレモンを知る入り口は、プレミアムなヨガセッション
イベントの幕開けを飾ったのは、ルルレモンジャパン スチュアート・テューダー社長のビデオメッセージ。イベントに来場した参加者を心から歓迎した。
続いて、ルルレモン麻布台店のアンバサダーを務めるヨガ講師・Chika Kimさんによるヨガセッションがスタート。ヒーリングミュージックが流れる中、Chikaさんのインストラクションが始まると、会場は自然とヨガモードに。「正解を求めなくて大丈夫」「身体だけでなく頭もリセットしていきましょう」という声に導かれながら、参加者たちはマットの上で自分自身へと意識を向けていった。
こうしたセッションは、MOAを象徴するコンテンツのひとつ。一緒に身体を動かし、汗をかくことで、ブランドの根底にある“Sweat Culture”やコミュニティのあり方を感じてもらうことが、MOAの大きな目的だ。
刻一刻と表情を変える東京の景色と向き合いながら、少しずつポーズの難易度を上げ、最後はヨガの基本シークエンスである太陽礼拝でフィニッシュ。「この後の出会いや経験が、皆さんにとってより豊かなものになりますように」という挨拶で締めくくられた。
約40分のセッションが終わると、ルルレモンスタッフと参加者が自然に会話を交わす姿も。初対面同士でありながら、ヨガという共通体験を経たことで、会場にはやわらかな一体感が生まれていた。

“販売”を超えて、人とつながるストアの仕事
ヨガセッションの後は、人事担当の塩見侑也さんによるプレゼンテーション。ルルレモンの歴史や世界各国でのストア展開、さらに大切にするバリューとして「勇気」「個人の責任」「つながり」「楽しさ」「多様性」が紹介された。なかでも塩見さんが熱く語ったのは、ルルレモンが「人を中心に考える会社」であるということ。
「オフィスでもストアでも、みんなで同じゴールを目指して切磋琢磨して、よりよい環境を作っていこうという風土が根づいています。私自身、これまで複数の企業で働いてきましたが、ルルレモンほど人を大事にする会社はないなという風に本気で思っています」。
そのため人材採用においても、販売経験やスキルだけではなく、接客を通してゲストを知ろうとする姿勢や、相手を思いやる気持ち、チームやブランドの成長を喜べることなどを大切にしていると語った。

人と人をつなぐ、ルルレモンの「コミュニティ」文化
もう一つの重要な要素として挙げられたのが、「コミュニティ」というキーワード。
「ルルレモンではメンバーの一人ひとりがコミュニティづくりに積極的に関わり、人と人とのつながりを広げていく役割を担っています。興味を持って人とつながれる人、自分の輪を広げられる人がジョインしてくれたら嬉しいです」
まさに今回のMOAも、コミュニティイベントとして、ヨガや対話を通してブランドを知り、コミュニティとしての輪を広げていく場として位置づけられている。
現場で働く3人が語る、ルルレモンの魅力
続いて行われたトークセッションには、キーリーダー(店舗スタッフのリーダーポジション)のコマチさん、ユウカさん、エデュケーター(店舗スタッフ)のミナさんが登壇。塩見さんの問いかけに対し、3人は飾らない言葉で答えていった。
最初のテーマは、「ルルレモンらしい接客とは何か」。
「思いやりです。ただ商品を販売することではなく、ゲストのニーズを聞き、その人にとって本当に必要な一本を提案するのがルルレモンの接客スタイルです。時には『今日は買わなくてもいいと思います」と伝えることもあります」(ミナさん)
「私は、友達が家に来てくれた時のように迎え入れることを意識しています。『ようこそ来てくれました!お待ちしていました!』という気持ちでストアに訪れたゲストを迎える。その温度感こそが、ルルレモンらしさなのではないでしょうか」(コマチさん)

では、ゲストとの関係が長く続く理由はどこにあるのだろうか。
「お名前を伺って、名前で呼び合うようにしています。会話の中で普段どんなスポーツをしているのか、どんなライフスタイルなのかを知り、共通点を見つけながら距離を縮める。そんな友達のような関係性が、ストアでの体験を一度きりの買い物で終わらせない理由になっていると思います」(ユウカ)
「絶対に嘘をつかないこと。ゲストが必要としていなものなら売りません。心からお勧めできるものだけを売るようにしています」(コマチ)
ルルレモンで働く魅力は、自由な社風とチームの一体感
また、自由な社風もルルレモンの特徴の一つ。2025年に入社したユウカさんは、自由度の高さに驚いたという。
「以前住んでいたシドニーでランニングクラブを主宰していたので、今所属している店舗でもできないかと店長に相談したら、『やろう』と後押ししてくれました。実際に今、銀座店を拠点に毎週活動しています」(ユウカ)

さらに、話題は「『このチームいいな』と思える瞬間」について。
「私が所属している渋谷店は40人近くのスタッフが在籍するビッグチームです。これだけの人数がいても誰かが『やりたい!』と言ったらみんなが応援してくれるんです。その結果が数字になって表れれば、みんなで喜びを分かち合います」(ミナ)
「夢や目標をしっかり持っているメンバーが多いですね。休憩中やランニング中に、叶えたいことについて語り合って刺激をもらい、『自分も頑張ろう』と思っています。お互いに高め合える関係性っていいですよね」(ユウカ)
一方で、働くうえではこんな厳しさを感じることもあるという。
「前職がデスクワークだったこともあり、商品を運んだり段ボールをあけたりと体力勝負なところは正直つらいことがあります。ただ、夢を持って頑張っている人達と一緒なので、フィジカルはつらくても、メンタルはすごく充実しています」(ミナ)

華やかなブランドイメージの裏側にある、リアルな働き方。その両方を率直に伝えるトークセッションだからこそ、参加者にとってもストアで働くイメージが具体的に広がる時間となった。
ヨガからトークセッションまで、イベントは終始、和やかなムードで進行。登壇者の言葉にうなずく参加者、笑いが起こる場面、スタッフと参加者が自然に会話する様子。そこには、ルルレモンが大切にしている「つながり」が生まれていた。
イベント終了後、希望者はそのまま選考面接へ。ルルレモンで働くことに関心を持つ参加者にとって、ブランドとの距離がぐっと近づくひとときとなった。
今後、MOAは引き続き都内各地や大阪などでも開催予定。ルルレモンが大切にするカルチャーとコミュニティが、ますます広がっていきそうだ。
文:大貫翔子
撮影:船場拓真
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