1. HOME
  2. 最新ニュース&インタビュー
  3. 新規事業でコロナ禍を乗り切る—低迷するファッション企業を救うWMHの「ビューティー事業コンサルティング」とは?

JOURNAL

新規事業でコロナ禍を乗り切る—低迷するファッション企業を救うWMHの「ビューティー事業コンサルティング」とは?

新規事業でコロナ禍を乗り切る—低迷するファッション企業を救うWMHの「ビューティー事業コンサルティング」とは?

新型コロナウイルスの感染拡大は多くのファッション企業に打撃を与え、緊急事態宣言による店頭買い物客の減少、在宅勤務増加による外出着の買い控えなど、ますます売上低迷が深刻化している。アパレルだけの事業では苦戦を強いられる今、新たなビジネスの模索は、ウィズコロナ時代を生き抜くために必要不可欠だ。

人材事業やコンサルティング事業、広告事業など、ファッションビジネスにおける幅広いソリューションを提供するワールド・モード・ホールディングス(以下、WMH)が新たに提供するサービスは、「ビューティー事業コンサルティング」。ウィズコロナ時代を乗り切るための “コスメ事業開発”を、化粧品開発のノウハウを持つWMHが全面サポートするプロジェクトだ。
このプロジェクトの責任者でありWMHの執行役員を務める松本眞人氏に、なぜ「ビューティー事業コンサルティング」を立ち上げたのか?インタビューを行った。新規事業でビジネス拡大を目指す企業担当者はぜひチェックしてほしい。

松本眞人/ワールド・モード・ホールディングス株式会社 執行役員 グループ営業推進本部 部長
(株)トゥモローランドの販売職を経て、人材会社の立ち上げに携わった後、2014年11月に(株)フォーアンビション関西支店の立ち上げに参画。取締役関西支店長に就任し、店舗運営代行を中心に支店の経営を取り仕切る。2018年にWMHへのグループ化を機に、グループ最大の子会社である(株)iDAに出向。その後2019年4月よりWMHグループ営業推進本部部長に就任し、グループ全社の営業推進と新規事業の企画を行う。販売から営業・HR・経営と多岐にわたる経験をもとに、常に顧客目線でグループ横断型のサービスを提案している。

ファッションビジネスはコロナの影響でどう変化していますか?

2020年は非常に厳しい試練の年でした。もちろん弊社にも打撃はありました。ただ、企業のあり方を見直すには良い機会であったと考えています。ファッションビジネスも同じで、近年のブランドビジネスはセールでどんどん値段を下げ、安売りで在庫消化をしていくというのが常態化していました。アウトレットも増えセールを一年中やっているような状況で、利益率はさらに悪くなり、新しい商品や企画に対する投資もできず、ファッション業界らしい“面白さ”が失われていたのは事実です。コロナによって、改めてブランドの価値をしっかり担保しながら、きちんと適正な価格で商品をお客様に届けるという、ブランドビジネスの本質を見直すことができたのではないでしょうか。モノの価値だけじゃなく、ストーリー性やサステナビリティへの取り組みも企業の価値になる。そのような変化を感じた一年でした。

—コロナの影響で増えた依頼とは?

ありがたいことに多くのご依頼をいただきましたが、一つはコロナ禍でも比較的打撃の少ないネットだけで展開していたブランドが、新たにリアル店舗を出店するケースでのご依頼です。まず出店場所を探すところから、店舗づくり、PR、販促、採用、運営教育など、まさにWMHが持つトータル・ソリューションを活かしたお取り組みです。ほかにもインフルエンサーの販売スタッフを育成、起用することでお店のフォロワーを増加させていくような、デジタル中心のコンサルティング案件も増えました。

—アパレル企業が苦戦するなか、なぜビューティー事業のコンサルティングを行うのか?

いわゆる“アパレルだけ”を生業にしてきた企業は、顧客ばなれや新規顧客の減少などの課題を解決できず、徐々にビジネスが成り立たなくなりブランドの撤退に追い込まれるケースが増えています。そういった企業がコスメカテゴリーまでビジネスを拡大することができれば、既存のファンの取り込みに加え、新規顧客の獲得にもつながる。そのような企業向けにスタートしたのが「ビューティー事業コンサルティング」です。

WMHのグループには、マーケティングやブランディングのサポートを行うAIAD(アイアド)が、ホールディングス内にはビューティー専門のコンサルティングチームがあり、実際にコスメの商品開発やブランディングサービスを提供できる体制があります。コスメの商品を取り扱ったことがないと、何から手をつけたらいいのか分からないですよね。そういった企業様がWMHと組むことで、どのような商品をつくるべきかというブランディングから、どこでつくるべきかという生産体制の構築、さらにどこで販売するべきかという販路まで、全てのサポートができます。

—すでに実施している例を教えてください。

一つは、あるアパレル企業のバッグを手掛ける事業部の例です。顧客のニーズや消費行動、ブランド特性などを分析し、「ノベルティでのビューティー商品開発」と「新規コスメ商品企画」を提案しました。現在はビューティーコンサルティングチームで今秋向けのノベルティとして除菌ハンドクリームを企画・開発中です。他にもファブリックミストやバッグ用防水スプレーなど商品化に向けて動いています。
また旅館やホテルのアメニティのプロデュースなども行っているのですが、このようなファッション領域以外の企業様からのご依頼も増えています。実際に、素晴らしいサービスを提供する旅館でも、アメニティの評価が悪いというケースは多いんですよね。そこに我々が入ることで、より顧客満足度を高められるようなお手伝いができればと思っています。

—どのような企業と取り組みたいか?

例えば、これまでやってきたビジネスがマンネリ化していて新たなファンを獲得したいけれどアパレルで獲得することが難しい企業様や、今やっている事業が厳しく、新規事業をつくり収益をあげていきたいという企業様ですね。すでにアパレルでファンが付いているブランドは、新規顧客の獲得や、既存顧客の満足度を高める事業になります。ブランド価値を下げずに事業を広げることができるので、ブランディングにも効果的です。

また、先ほどの旅館の事例のように、ファッション企業だけではなく観光業界との取り組みも親和性があると考えています。我々がやってきたことは他分野でも活かせるので、分野を広げることは常に意識しています。今後は我々がサポートしたコスメブランドとホテルのWネームなど、このプロジェクトで業界を超えた広がりをつくっていくこともしていきたいですね。

新卒で販売職を経験した後、人材ビジネスの分野で起業を経験するなど、幅広いフィールドでキャリアを重ねてきた松本さん。自身も経営者としてさまざまな苦難を乗り切ってきたからこそ、このコロナ禍で低迷するファッション企業を救いたいと、このプロジェクトを立ち上げることとなった。各分野のプロフェッショナルが集結するWMHの提供するソリューションは限りない。コロナ禍で経営に悩む企業は、ぜひタッグを組んでみてはいかがだろう。

WORLD MODE HOLDINGS(ワールド・モード・ホールディングス)
ファッション・ビューティー業界に特化したソリューショングループ。iDA、BRUSH、AIAD、AIAD LAB、フォーアンビション、VISUAL MERCHANDISING STUDIOの6社の国内事業会社および4つの海外拠点を抱え、専門性の高い各社のシナジーによって、お客様の課題に応じた実効性の高いソリューションを提供する。
https://wmh.co.jp/

SNSでこの記事をシェアする