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コロナ禍何してた?オンラインショートインタビュー 廣瀬亮輔編

コロナ禍何してた?オンラインショートインタビュー 廣瀬亮輔編

モデルとして活躍している廣瀬亮輔さんにコロナ禍での生活や今後の展望についてお話を伺いました。

廣瀬亮輔
モデル。新潟県出身
東京コレクション、リモートパリコレクション2020出演や様々なブランドの撮影をしている。その他音楽プレイリスターとしても活動している。
Instagram @ryosuke_hirose 

―今オーディションなどはどうなっていますか?

今は、自分で動画や全身写真を撮って送るリモートオーディションが多いです。会場に行ってのオーディションは以前より減っていて、オーディションのあり方が変わってきています。

―コロナにより仕事やファッション、ライフスタイルが変わってきたと思うのですが、ファッションに携わる人としてどう思いますか?

全世界で今までのようなファッションショーができなくなり、リモートや無観客のショーを開催し、新しい見せ方に変わりました。
ショーは生で見るのもとても素晴らしいですが、映像として配信、生配信をする方法もとてもいい事だと思いました。
オンラインショップが売れるようになり、強化する企業も増えましたよね。身近なSNSから洋服を購入する人達も増えたと思います。

―Instagramからもそのまま購入出来たりしますよね。

そうですよね。SNSから手軽に購入出来るので、SHOPに行って買う行為自体が減っていると感じています。オンラインストアも以前に比べて、情報量が増え、服のディテールがわかりやすくなり便利になったと思います。
僕は、街に出て洋服を生で見て、実際に自分が着た状態を確認してから購入したいし、ウィンドショッピングして色々と試着をしたり、店員さんと話をしたりして1日を楽しむのもファッションの醍醐味だと思っているので、オンラインショップの加速に関しては良くも悪くも先に進んでいるように思います。もちろん、この状況なので、新しいことに挑戦していかないといけないという事は理解していますが、大事なところが無くなってきつつあるので少し寂しい気持ちはありますね。

―自身のファッションに対しての変化はありましたか?

学生時代から、街に出ていろんなお店を回り、話を聞いてファッションを学んできたので、それが楽しみでもありましたが、自粛するようになってからは、SNSでいろんなファッションを見るようになり、新しいブランドの発掘や情報を仕入れています。多種多様なので正解はないのですが、自由に買って自由にコーディネートしています。

―最近ファッション以外でハマっている事や興味がある事はありますか?

コロナになってからは、パロサントでリラックスしたり、栄養をしっかり取れる食べ方と調理方法の本にハマっていて、自分と向き合う為の自分時間も大切にして、精神面を強化する為のマインドコントロールや英語の勉強、世界情勢も学んでいます。自分で興味を持って調べて学ぶという事が大事。みんなにも言えることですが、目を向けなければならない事が周りに沢山あるということに気づきました。

―忙しく目まぐるしい日々が過ぎていくというよりは、自分と見つめ合った上で何を選択して何を捨てていくのかというフェーズなのかもしれませんね。

そうですね。自分で人生のバランスをとり、それが綺麗に保てたら楽しいんだろうなと思います。
今は意識を向けられるところが沢山あるので、出来ることから行動に移しています。最近は環境問題を考慮して、エコバッグを使っています。一人の行動では変わらないと思っている人が多いですが、一人が変われたらみんなも変われるはずだから、僕はやれる事はやろうと思っています。自分が行動を起こしていけば、友達やその友達の周りも変えていけるかもしれません。身近な所から自然と良い連鎖が起これば良いなと思ってます。

―エコバッグ、大きいと邪魔になりますよね。持ち歩くのもめんどくさかったり…。

エコバッグは、鍵に付けられる小さなキーホルダータイプもありますよ。僕は、そういう持ち歩きに負担がかからないエコバッグをデザインして販売し、その収益の一部を環境問題の為に寄付することも考えています。
最近では、WWFという環境や野生動物を守る団体があることを知りました。そういう団体へ寄付をしたり、ペットをめぐる社会問題にも貢献したいと思っています。

―今後の展望は?イメージしているビジョンなどはありますか?

環境問題や社会問題、差別問題に対して積極的に取り組むモデルが増えたらいいと思っています。

僕はモデルをやりつつ、周りの人を巻き込んでクリエイティブな活動もしていきたいです。もちろん、ファッション×環境のように、エコバッグなどのコラボレーションで環境にドネーションするのも1つの方法だと思っています。
あとはモデルとして撮影などの裏側なども見せていきファッション業界やモデルに対して興味を持つ人が増えるようなコンテンツ作りを考えています。モデルやスタイリスト、カメラマン、製作、PRなど1つの作品が出来上がるまでに関わっている人達をたくさんクレジットに出して行きたいです。そういう意図もあり今、クレジットや写真だけでなくスタイリストやカメラマン、関わっている人たち全員が映像として動画に映る“ビハインドザシーン”をテーマに作品撮りの話を進めているところなんです。

―フィックスしたら是非教えてください。楽しみにしています。

楽しみにしていてください。今はそれぐらい自分で考えて動かなければいけない時代で、自分や周りのことをケアしつつ、自分の生活も豊かにする為には自分のマインドが大事になってくるんです。僕自身にも言えることですが、みんなも程よく息抜きをし、人生を楽しんでください。悩みごとにもしっかりと向き合い、ポジティブシンキングできるようになって欲しいと思います。

―ありがとうございました。

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