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“お客様に嘘をつかないこと”をモットーに -信頼と会社の支えでキャリアアップを実現するルイ・ヴィトン 都内店舗 シニアクライアントアドバイザーK.Wさん

“お客様に嘘をつかないこと”をモットーに -信頼と会社の支えでキャリアアップを実現するルイ・ヴィトン 都内店舗 シニアクライアントアドバイザーK.Wさん

K.Wさん
ルイ・ヴィトン ジャパン株式会社 シニアクライアントアドバイザー
2017年にルイ・ヴィトン ジャパン株式会社入社。都内店舗に配属され3年目にシニアクライアントアドバイザーに就任。メンズのプレタポルテとシューズのスペシャリスト。

―ルイ・ヴィトンに入社してどのくらい経ちましたか?

2017年に入社し、ちょうど3年目になります。新卒でセレクトショップに入社し、2店舗を経て3店舗目でオープニングを経験しました。メンズのウェア、シューズを中心に、デザイナーズからイタリアのスーツブランドなど、各店舗で一通り担当しました。セレクトショップでは4年ほど働いて、ずっと憧れだったルイ・ヴィトンに入社しました。3年間ずっとメンズのプレタポルテ、シューズを担当しまして、今年9月にシニアクライアントアドバイザーに昇格しました。

―ラグジュアリーブランドだと比較的スモールグッズの担当からスタートすることも多いと思いますが、入社後すぐにプレタポルテの担当になられました。すぐに即戦力として活躍できた理由とは?

ルイ・ヴィトンは学びの場がとても多く、入社後のトレーニングもかなり充実しています。入社して特に手厚く感じたのは、インダクショントレーニング(入社時研修)です。店舗に入る前の1週間、みっちり本社でトレーニングを受けることができるのですが、そこで同期のスタッフとコミュニケーションがとれたり、本社の方と触れ合う機会があるので、入社1週間で店舗に戻ってきたときには、すでに会社に慣れたような感覚がありました。また、メンター制度にも非常に助けられました。私には今年チームマネージャーになられた先輩がメンターについてくださったのですが、その方が最初に「ルイ・ヴィトンには色んな人たちが働いているから、自分にとってプラスになることを自分で判断して、吸収してみて」と言ってくれたのです。その言葉にはすごく感謝しています。仕事のやり方だけでなく、深いところまで教えてくれる先輩がたくさんいるので、とても支えになりました。

―インダクショントレーニングの内容とは?

インダクショントレーニングではルイ・ヴィトンの歴史からプロダクトについて、接客のシミュレーションなどを行います。また、オペレーションに関しては店舗に戻ってからしっかりトレーニングすることができます。現店舗は来店数が多く、接客回数がとても多いので、店舗に入ってからは慣れるのも早かったです。

―活躍のためのサポートが充実しているルイ・ヴィトンですが、個々のスタッフが目標達成するための道筋もマネジメント側がサポートしてくれるのですか?

前職からルイ・ヴィトンに入社して特に凄いと感じたのは、顧客管理がすごくしっかりできているという点でした。ルイ・ヴィトンではシーズンでさまざまなイベントを行うのですが、イベント毎にお客様にどんな提案を行うかを一人ではなくチーム一丸となって考え、動くことができます。

―製品に関するトレーニングについても教えてください。

プロダクトに関しては、本社からの情報提供があり、プロダクトの細部まで学ぶことができます。プラスアルファで、そのコレクションの製品情報についてだけでなく、デザイナーのヴァージルがどのようなことを考え、今回のコレクションをつくっているのかも解釈しながら、それをお客様に分かりやすく伝えることを意識しています。今シーズンはこのような時期ということもあり、オンライン(ZOOM)のトレーニングでヴァージル本人が登場してプロダクトについて話してもらえるという素晴らしい機会もありました。デザイナー本人と話すことができるのは、モチベーションが非常に高まる出来事でした。直接聞くことができた内容は、お客様にも熱量そのままにお伝えすることができます。

―今は新型コロナウィルスの影響で海外にはなかなか行けませんが、ルイ・ヴィトンでは海外研修も充実しているそうですね。

私が3年間プレタポルテを担当しているなかで目標にしている先輩がいるのですが、日本で長年プレタポルテをトップの成績で販売している人です。その先輩がフランスに研修にいったときの話をよく聞かせてくれるのですが、大きなブランドに入りさまざまな経験ができた上で、さらにパリに行けるチャンスまで与えてもらえることは非常に貴重な体験です。ファッション業界で働く上で、このようなチャンスにはぜひ挑戦してみたいと思っています。実際にパリのアトリエを見るなどして、いろいろなことを吸収し、またお客様に伝えられたらいいなと思います。

―ルイ・ヴィトンは他社と比べてデジタル化が進んでいるイメージですが、デジタルツールなどのサポートはありますか?

前職ではお客様との連絡ツールは固定電話でのご連絡や、手書きのダイレクトメールでのやりとりが中心で、購入後のアフター連絡や新作入荷のご連絡などにかなりの時間を要していました。ルイ・ヴィトンでは一人ひとりに支給されるスマートフォンにさまざまな情報が入っているので、業務も非常にスムーズです。お客様へのご連絡もこのスマートフォンから直接することができますし、SNSでのご連絡も可能なので、コミュニケーションの頻度も全然違います。

―ルイ・ヴィトンの強みといえば団結力ですが、この団結力はどうつくられていると思いますか?

シンプルですが、まず“人が良い”人材が集まっている会社です。入社前はハイブランドですから、少し怖いのかなというイメージを抱えていましたが、入社してみてそのイメージは払拭されました。プライベートでも仕事の話でも、それぞれ皆がよく会話をしています。私はシーズンごとに店外で行うイベントに行くことがあるのですが、5日間ほど参加するイベントでは他店のスタッフとある程度一定時間共に仕事をします。全国の店舗からスタッフが集まり、何を達成するのかの目標も共有し、会期中は新しくつくられたチームでそれを達成していくのです。だからこそコミュニケーションが生まれ、団結力が強くなっていくのだと思います。

―ルイ・ヴィトンにはスペシャリストとマネジメントの道があるそうですが、目標を教えてください。

私は最終的にはマネジメントのほうに進んでいきたいと考えています。入社後にシニアクライアントアドバイザーに2年でなるという目標を経てていたのですが、自分の目標よりも1年長くかかりました。ただ、店外でのイベントなどその1年の間にさまざまなことを経験することができたのでプラスにとらえています。次の目標としては2年以内にチームマネージャーになることが目標です。その次はユニバースマネージャー、そしてストアマネージャーへの道を目指しています。

―K.Wさんご自身も多くの顧客様がいらっしゃり、会社からも期待されていますね。日々されている努力はありますか?

今年シニアクライアントアドバイザーになれましたが、この3年間クライアントアドバイザーとしてやって来たことは、“お客様に絶対に嘘をつかないこと”です。何でも「お似合いですよ」とは言わず、私はそのお客様に本当に似合っていなければ「似合わない」とお伝えします。そういう小さな積み重ねがお客様の信頼につながったのだと感じています。もともとファッションが好きでこの業界にいるので、努力というより当たり前にアンテナをはり、これは格好良い、格好良くない、という感度を磨いています。また、お客様がルイ・ヴィトンのことを好きでいてくれて、私のことを信頼してくれているということを、お越しいただくお客様からも感じているので、“嘘をつかないこと”はとても大切なことだと思っています。あとは好きなブランドで働かせていただいている以上、会社の目標に対して使命感をもって取り組むことを常に意識しています。

―最後に、ファッション業界では今厳しいブランドも多い中、ルイ・ヴィトンは順調だとお聞きしました。その理由について教えてください。

現場にいて感じるのは、新規のお客様はもちろんですが、特に既存の顧客様がいらしてくださるからだと思います。ブランドを好きでいてくださる顧客様に助けられている感覚は個人的にも店舗的にも感じます。そこで会社のシステムがしっかりしていることで取りこぼしもなく順調に売上を伸ばせるのだと思います。さらに、プロダクトも常に新しいものがでてくるのでお客様を飽きさせない。こうした色々な理由がすべて集まり良い結果につながっていくのだと思います。

顧客だけでなくチームからの信頼も厚いと社内での評価も高いK.Wさん。その着実なキャリアアップのストーリーから、ルイ・ヴィトンには個々が成長できる環境が揃っていること、そしてチームで目標を成し遂げる団結力が大きな強みであることが分かりました。常に新しいクリエイションを生み出すルイ・ヴィトンの一員として働くことの魅力をたくさん知ることが出来たインタビューでした。

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Brand Information

Louis Vuitton

Louis Vuitton

1854年パリで旅行鞄専門店として創業以来、一貫して「旅」をテーマに製品を展開。