「LVMH Young Fashion Designers Prize 2025」、「ソウシオオツキ」がグランプリに輝く NEW
2025年9月3日、日本人デザイナーの大月壮士氏が手がける「ソウシオオツキ」が「LVMH Young Fashion Designers Prize」のグランプリを受賞。パリのフォンダシオン ルイ・ヴィトンで授賞式が行われました。
日本人のグランプリ受賞は、井野将之氏の「ダブレット(DOUBLET)」、桑田悟史氏の「セッチュウ(SETCHU)」に続いて3度目。大月氏は、40万ユーロのグランプリ賞金に加え、LVMHの専門家による1年間のメンター支援プログラムを獲得しました。
10名以上の審査員により決定
審査員は、LVMHグループのアートディレクター9名と、デルフィーヌ・アルノー、ジャン=ポール・クラヴェリエ、シドニー・トラノ、そして特別ゲストとして世界的に活躍するボリウッド女優ディーピカー・パードゥコーンが務めました。
審査員・クリスチャン ディオールのクチュール会長兼CEO デルフィーヌ・アルノーのコメント
「再びルイ・ヴィトン財団に、この名高い審査員の方々をお迎えできたことを大変光栄に思います。彼らの献身と、若き創造性への温かい支援に心より感謝いたします。本年度のLVMHプライズは、完璧なカッティングと洗練された素材使いで注目を集める『ソウシオオツキ』に授与されました。カール・ラガーフェルド賞は、スケッチを見事に形にし、唯一無二の作品を生み出すスティーブ・O・スミスへ。さらに、サヴォワールフェール賞は、多文化的なルーツを背景に、大胆なフォルムとシルエットを提案するトリシェジュに贈られました。ファイナリストの皆さま全員に、改めて心からの祝福をお伝えするとともに、その独自の才能と卓越したクリエイティビティに敬意を表します」
そのほかの受賞者
カール・ラガーフェルド賞
英国人デザイナー、スティーブ・O・スミスが授与。20万ユーロの賞金とLVMHグループの専門家による1年間のメンターシップを獲得しました。
サヴォアフェール賞
英国人デザイナーのトリシェジュ・ドゥミが授与。2万ユーロの賞金、LVMHの専門家による1年間のメンターシップ、LVMH「Métiers d’Excellence」による5万ユーロ相当の支援(Vermont工房との協業)を獲得。
Brand Information

LVMH Watch & Jewelry
市場でも最もダイナミックなブランドに数えられる、LVMHウォッチ & ジュエリー事業のメゾンは、
高級時計およびジュエリー & ハイジュエリーの2つのセグメントで事業を展開しています。
卓越と創造、革新の追求こそ、この事業分野におけるメゾンの原動力です。