LVMHが第13回「LVMHプライズ」の募集を開始ー40万ユーロの支援とメンターシップを提供する世界最大級の若手支援プログラムとは NEW

LVMHが若手ファッションデザイナー支援を目的に設立した「LVMHプライズ」が、2026年に向けたエントリー受付をスタートしました。2013年の創設以来、ウィメンズ・メンズ・ジェンダーレスの既製服を手がける18〜40歳のデザイナーを対象に、世界中から新たな才能を発掘してきた同プライズ。今年も次世代を担うクリエイターにとって、大きな一歩となるチャンスが広がっています。
詳細
応募期間:2025年11月17日(月)〜2026年1月11日(日)
応募方法:「公式サイト」からオンラインにて受付
対象:18〜40歳で、ウィメンズ/メンズ/ジェンダーレスの既製服を手がける若手デザイナー
セミファイナル:2026年3月4日(水)・5日(木)開催
両日の様子はプライズの公式ウェブサイトおよびSNSで一般公開されます。また、一般投票もあわせて行われ、デザイナーにとって自身の作品を広く知ってもらえる貴重な機会となります。
4部門で構成されるアワード
LVMHプライズは、若手デザイナーに向けた4つの賞で構成されています。
- LVMHプライズ(若手デザイナー向け)
受賞者には40万ユーロの賞金と、LVMHチームによるメンターシップが提供されます。サステナビリティ、法務、著作権、マーケティング、製造、財務管理など、ブランド運営に必要な幅広い分野で専門的なサポートを受けることができます。 - カール・ラガーフェルド賞
20万ユーロの賞金に加え、LVMHチームによる1年間のメンターシップの機会が与えられます。 - サヴォアフェール賞
20万ユーロの賞金に加え、LVMHチームによる1年間のメンターシップの機会が与えられます。 - ファッションスクール卒業生向けプライズ
最終選考に選ばれた3名は、LVMH傘下メゾンのクリエイティブスタジオに1年間所属します。受賞者と彼らが所属している学校には、それぞれ1万ユーロの賞金が授与されます。
卒業生向けの応募受付は、2025年11月17日から2026年4月5日まで。LVMHPRIZE.COMからのオンライン応募となります。
世界が注目する過去の受賞者たち
同プライズからは、各国で活躍するデザイナーが多数輩出されています。
2025年のグランプリは「大月壮士」、カール・ラガーフェルド賞には「スティーブ・O・スミス」、サヴォアフェール賞には「トリシェジュ・ドゥミ」が選ばれました。そのほか、過去には多数の近年のファッションを牽引するブランドが受賞しています。
才能の発掘と育成は、LVMHが長年取り組んできた重要なテーマです。プライズはその姿勢を象徴する存在として、継続的に新たなクリエイションを生み出しています。
昨年の受賞者は次のステージへ
昨年グランプリを受賞した大月壮士は、先日ZARAとの初コラボレーションコレクション「A Sense of Togetherness」を発表しました。日本の80〜90年代文化を起点に、家族や世代間のつながりをテーマにしたウィメンズ・メンズ・キッズのラインアップを展開しており、大きな注目を集めています。
LVMHプライズから巣立った才能が、今後どのような活躍を見せるのか。2026年のプライズにも期待が高まります。
Brand Information
LVMH Watch & Jewelry
市場でも最もダイナミックなブランドに数えられる、LVMHウォッチ & ジュエリー事業のメゾンは、
高級時計およびジュエリー & ハイジュエリーの2つのセグメントで事業を展開しています。
卓越と創造、革新の追求こそ、この事業分野におけるメゾンの原動力です。