カルティエ ウーマンズ イニシアチブが創設20周年。アワードセレモニーを開催 NEW

創設20周年を迎えたカルティエ ウーマンズ イニシアチブは、2026年6月11日(木)、バンコクのチュラロンコン大学にて2026年度アワードセレモニーを開催した。女性インパクト起業家を支援するメゾンの国際プログラムとして、本年度のフェローを称えるとともに、カルティエ ダイアローグや体験型エキシビションを含む1週間にわたるセレブレーションのクライマックスを飾った。本年度は「Women Lighting the Path」をテーマに、勇気、創造性、そして揺るぎないコミットメントをもって、地域社会および世界中で社会や環境にインパクトを広げる女性起業家に光を当てている。
67ヶ国・330名の女性起業家を支援する助成金プログラム
2006年に創設されたカルティエ ウーマンズ イニシアチブは、「女性の支援を通して社会を変革する」という理念のもと、20年にわたり歩みを重ねています。本プログラムは支援の輪を広げ、世界が直面する重要課題に取り組む女性起業家を後押しするとともに、連帯、経験の共有、そして互いを高め合うインスピレーションに根ざした国際的なコミュニティを育んでいます。
これまでに、67ヶ国から選出された330名の女性インパクト起業家を支援し、総額1,410万米ドルの助成金を授与。また、80ヶ国以上に広がる520名超のアクティブなコミュニティメンバーをつなぐネットワークを構築しています。



インパクトを称えるセレブレーション
チュラロンコン大学で開催されたアワードセレモニーには、カルティエ ウーマンズ イニシアチブのコミュニティメンバー、海外メディア、チェンジメイカー、現地の起業家支援関係者、著名人を含む700名以上のゲストが集いました。
司会は、ブロードキャスター、作家、そしてジェンダー平等の推進者であるサンディ・トクスヴィグOBE。セレモニーは、光、継承、そしてコレクティブアクションをテーマとした旅を描いたフィルムの上映で、静かに、そして象徴的に幕を開けました。
カルティエ 東南アジア&オセアニア CEOのヤニーナ・ノヴィツカヤによる開会の挨拶に続き、2026年度に19ヶ国から選出された30名のフェローたちを紹介。彼女たちの起業家としてのストーリーが、3つのセグメントを通じて丁寧に描かれました。各セグメントでは、それぞれの事業の原点となったひらめき、取り組む社会的・環境的課題、各分野でもたらした革新的な進展、そして彼女たちを導く人々、理念、理想に光を当てます。
各セグメントの締めくくりにはトロフィーが授与され、あわせてカルティエ ウーマンズ イニシアチブを長年支えてきたパートナーおよび支援者に対し、深い感謝が送られました。
カルティエ カルチャー&フィランソロピー会長のシリル・ヴィニュロンと、FIFA(国際サッカー連盟)開発委員会委員長でタイサッカー協会会長を務めるヌアルパン・ラムサムによるスピーチは、女性をエンパワーすることの重要性をあらためて示すものとなりました。
カルティエ カルチャー&フィランソロピー会長 シリル・ヴィニュロンのコメント
「20年の歩みの中で、カルティエ ウーマンズ イニシアチブは進化にとどまらず、力強く発展してきました。アワードを授与するプラットフォームから、世界規模で支援を提供するコミュニティへと成長し、メンバーとそのビジネスの発展を支え続けています。創設から20年を経た今も、多くのフェローのビジネスは継続し、さらに規模を拡大しながら、何百万人もの人々にポジティブなインパクトをもたらしています。フェローたちはロールモデルとなり、次に続く人々の道を照らしています」
FIFA開発委員会委員長、タイサッカー協会会長 ヌアルパン・ラムサムのコメント
「真の変化は、自分たちの居場所ではないと言われてきた場所へ踏み出す勇気をもつときに生まれます。それは、壊れた構造に自らを合わせるためではなく、その構造を変える一助となるためです。そして最終的に、困難な局面においても自らの信念を貫くことで、信頼は築かれていきます」

セレモニーは、Clooney Foundation for Justiceの共同創設者であるアマル・クルーニーによる基調講演で締めくくられました。彼女は、人権とより公平な世界の実現に向けた勇気とアドボカシー(擁護活動)がもつ変革の力を語り、フェローたちの取り組みへ賛辞を贈っています。
Clooney Foundation for Justice共同創設者 アマル・クルーニーのコメント
「私たちは本日、今年度のカルティエ ウーマンズ イニシアチブに選出された30名のフェローを称えるために集っています。彼女たちは、多様な分野で変革を推進する卓越した女性起業家です。私は、カルティエ ウーマンズ イニシアチブのフェローシップが、こうした素晴らしい女性たちのキャリアを加速させるだけでなく、力強いコミュニティを通じて互いに支え合うシスターフッドを育んでいることを目の当たりにしてきました。そして、この新たなコミュニティがそのレガシーを受け継いでいくと確信しています」
計10カテゴリーで30名の女性起業家を表彰
20周年を迎えた本年度は、9つのリージョナル アワードとサイエンス&テクノロジー パイオニア アワードからなる計10カテゴリーにおいて、30名の女性起業家を表彰。30名のフェローは、独立した審査員による厳格な評価プロセスを経て選出されています。
本アワードは、喫緊の社会的・環境的課題に取り組む女性主導のビジネスを称えるもので、2026年度にはネパールから初めてフェローが選出されるなど、支援の広がりを示す節目にもなっています。
各カテゴリーの1位受賞者には10万米ドル、2位受賞者には6万米ドル、3位受賞者には3万米ドルの助成金が授与されます。
さらに、30名すべてのフェローは、1年間の包括的なフェローシップ プログラムに参加するとともに、カルティエ ウーマンズ イニシアチブのグローバル コミュニティに生涯にわたり繋がすることができます。助成金にとどまらず、知見、人とのつながり、長期的な成長機会を提供することも、本プログラムの重要な柱です。
カルティエ ウーマンズ イニシアチブの20年間のインパクトを称えるエキシビション
セレモニーにあわせて開催された体験型エキシビションでは、カルティエ ウーマンズ イニシアチブが20年にわたり築いてきたインパクトとコミュニティが紹介されました。会場では、生物多様性、ヘルスケア、教育、インクルージョン、女性の経済的エンパワーメントに至るまで、さまざまな課題に取り組む20名のフェローの歩みを展示。インタラクティブな「キャビネット オブ キュリオシティ」や専用スペースでは、カルティエ ウーマンズ イニシアチブのフェロー、ならびにチュラロンコン大学とのローカルプログラムに参加したタイの女性起業家による、インパクトを象徴するオブジェを紹介しています。展示の最後にはアニバーサリーフィルムを上映し、プログラムのレガシーと、女性起業家エコシステムの活力を映し出しました。



有識者が現代のリーダーシップについて意見交換
授賞式に先立ち、6月9日にデュシタニ バンコクで開催されたカルティエ ダイアローグには140名のゲストが参加。「Women Lighting the Path」をテーマに、現代におけるリーダーシップのあり方について対話を深めました。
第1部「Unveiling Brilliance: Imposter Syndrome & The Path to Authentic Leadership」では、シリル・ヴィニュロンと、心理学者、エグゼクティブコーチ、組織コンサルタントであるリサ・オルベ・オースティンが登壇。インポスター症候群を個人の課題にとどめず、組織や社会構造にも関わる課題として議論しました。
第2部「Strength Reimagined: Leadership, Kindness and the Courage to Defy Expectations」には、シリル・ヴィニュロン、アマル・クルーニー、オリンピック出場経験をもつボクサーであり、映画製作者、ユニセフ英国大使でもあるラムラ・アリが登壇。強さにまつわる固定観念、そして女性のエンパワーメントにおける教育、法的保護、アライシップの役割について意見を交わしました。
2027年度 カルティエ ウーマンズ イニシアチブについて
2027年度 カルティエ ウーマンズ イニシアチブは、2026年6月16日午後2時(中央ヨーロッパ夏時間)までの応募受付。2027年度も、9つのリージョナル アワードとサイエンス&テクノロジー パイオニア アワードで構成されます。選出されたフェローには、ビジネスの成長とリーダーシップの発展を後押しするため、経済的支援に加え、人的・社会的資本へのアクセスを提供。フェローは2027年に発表され、次回アムステルダムで開催予定のカルティエ ウーマンズ イニシアチブ授賞式で表彰されます。
カルティエ ウーマンズ イニシアチブの詳細および2026年度フェローの紹介動画については、こちらをご覧ください。
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世界的ラグジュアリーカンパニーとして確固たる地位を築くリシュモングループ