販売員の面接ポイント!選考突破するための面接準備とは?
内定をもらうためには面接の対策が必須!中でも人気のあるブランドで就職したいとお考えであれば、数多のライバルたちに勝たねばなりません。徹底した事前準備をしたかによって合否の明暗は分かれます。まずは選考突破を目指し、この記事を参考に事前にやっておくべきことを把握しておきましょう。適切な準備をしっかりと行って、ぜひ面接を成功へと導いて下さい。
記事監修/五十野 正人さん エーバルーンコンサルティング株式会社 シニアヴァイスプレジデント
外資系ラグジュアリーブランドにてマネジメント職を経験。2011年にエーバルーンコンサルティング入社。大阪オフィスに在籍し、自らのネットワークを活かし、全国のショップ系求人を担当する。
面接の全ては準備で決まる
採用の選考フローにおいて、最大の難関とも言われるのが面接です。面接で大事なのは「準備」。面接は準備で全てが決まるといっても過言ではありません。面接を突破するためには、小手先だけの受け答えでは面接官を納得させることはできないからです。
そこでまず必ず行って欲しいのが自分の軸を定める自己分析。徹底的な自己分析ができていれば、どんな質問にもブレることなく自信をもって受け答えができるようになります。
下記の自己分析記事を参考に4つのステップで分析を実践し、その後面接に必要な準備へと取り掛かりましょう。
自己分析の記事はこちら↓
https://nestbowl.com/journal/7383
自己分析が終わったら、面接前にやっておく3つのこと
徹底的な自己分析が終われば、面接へと向けた前準備へと入ります。あなたを最大限に魅力的にする土台作りです。事前準備をすることで、自信を持って面接に臨むことができるとともに、いかなるケースでも落ち着いて対応ができるようになります。ここからは面接前にやっておくべき3つのことを詳しくご紹介いたします。
①話したいことを選定する
面接の心構えは「受け身ではなく能動的であれ」。
自分の活動を振り返り、面接で話したいことを選定しておく必要があります。まずは自分自身の強みを分析すること。ポイントは、面接官が食いつきそうな自分自身の強みを見つけることです。
例えば、アパレル企業ではKPIは重視される傾向にあります。KPIとは「Key Perfromance Indicator」の略語で、重要業績評価指標と呼ばれるもの。要約すると、大きな最終目標を達成するための中間指標(目標)のことを指します。
単に個人の売上を把握するのではなくKPIを把握しておけば、感覚ではなく事実を数値化することが可能で、面接の戦略においても重要な指標となることでしょう。近年大手企業などでは簡単にKPIを知ることができるため、話したいことを選定する前に準備しておきましょう。
また話したいことを選定するということは、面接官が期待する応答を推定しやすくすることにもつながります。主導権をこちらが握ることを前提とし、想定できる質問を誘導できれば「面接官がしゃべり、こちらが聞く側」という状況を作り出せます。つまり受け身ではなく能動的に動けるということです。
レジュメなどの書類では、話したいことを目につきやすい場所へ配置し、質問を誘導してみましょう。自身の強みも把握した上で、面接で話したいことを整理することがスタートラインなのです。
②面接時に「販売を語る」
アパレル業界で働く人は、みんなファッションが好きな人ばかりです。しかしいざ販売を語ろうとしても語れる販売員は少ないのが現状。やはり面接に強いのは、販売を語れる販売員です。
皆さんは、お寿司屋さんに行って魚のネタを語れない大将と出会ったらどう感じますか?販売員が販売のことを語れないというのも一緒のことなのです。
まずは「自分にとって販売とは?」を改めて考えることが重要です。特にベテランともなれば、肌感で接客することも多いので、まずは販売を見つめ直しましょう。
販売を語るためには、販売のこだわりエピソード作りが必須。販売に大切なことを箇条書きにし、エピソードに盛り込んでいきます。ここで大事なポイントは3つほどご紹介します。
1つ目のポイントは、エピソードに数字を入れること。数字を盛り込むことで説得力が増し、ロジカルに伝えることができます。
2つ目は、想いをこめること。想いをこめることは自分の言葉で話すことにつながります。面接時は、きれいなことや普段使わない言葉では話さず、自分の言葉で話せることが大切。エピソードは、実際に声を出して自分の言葉で話せるように練習しておきましょう。
3つ目は、自分なりの解釈で伝えること。当たり前の内容をそのまま伝えても魅力的には感じてもらえません。自分なりの解釈を追加し、あなたのこだわりエピソードへとつなげていきます。
※上記の販売を語るためのエピソード作り(強みの可視化)にお困りの方は、本記事を監修しているエーバルーンコンサルティング、シニアヴァイスプレジデントの五十野さんへこちらからご相談ください。
③言葉のキャッチボールをイメージして質問を準備する
もちろん、自分の言いたいことばかりを伝えるのではなく、面接官も人であるため、会話のキャッチボールを意識することも大切です。面接は双方向の会話の場として意識しましょう。
前提として、会社やブランドの情報、社風や価値観は事前に収集しておきます。SNSを使い最新情報を得た企業研究も行い、この背景知識を補完します。特に店舗訪問は、顧客の立場として行える入社前が重要で、優秀な販売員から受けた接客は今後のあなたの強みとなるでしょう。
また面接時において最後の「質問はありますか?」という問いに対しても、自然なキャッチボールをイメージし事前準備は万全に。
対等な面接ができれば、双方を問わず納得度の高い面接につながります。
<まとめ>
せっかくつかんだチャンスは万全にして挑みたいもの。先ほどご紹介した実践的なノウハウで徹底的な前準備ができていれば、あなたの強みをどんどんアピールすることができるでしょう!ぜひ販売職の面接を受けようとしている方は、参考にしてみてください。
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