1. HOME
  2. 最新ニュース&インタビュー
  3. 急成長するデジタルネイティブブランドのインキュベーションカンパニー人事責任者が語る「人の可能性を追求する組織の在り方」

JOURNAL

急成長するデジタルネイティブブランドのインキュベーションカンパニー人事責任者が語る「人の可能性を追求する組織の在り方」

急成長するデジタルネイティブブランドのインキュベーションカンパニー人事責任者が語る「人の可能性を追求する組織の在り方」

“こんな世界やモノがあったらいいな”という想いをブランドとして形にする3rd株式会社。現在、ファッション・ライフスタイル・伝統工芸・フードブランドなど、多彩なジャンルの自社ブランドを展開している。同社で人事責任者として働く藤吉さんは、大手ブライダル企業、学習塾スタートアップを経て、3rdと出会った異色なキャリアパスの持ち主だ。藤吉さんに3rdで働くことの面白さや働くうえで大切にしていることについて語ってもらった。

藤吉 優花さん/3rd株式会社 人事責任者
大学卒業後、大手ブライダル企業に就職。営業から結婚式の運営にまで携わる。その後、学習塾スタートアップに転職し、教室運営などマネジメント業務に従事。現在は3rd株式会社の人事責任者として、採用活動やコーポレート業務を担当している。

やりたいことはたくさんある、もっと重要なことは「どう生きていきたいか」を明確にすること

― 藤吉さんのこれまでのキャリアについてお伺いできますか。

人の人生に関わっていく仕事をしたいと思い、大学卒業後は新卒で大手ブライダル企業へ就職しました。仕事としては営業を行って契約を取りつつ、プランニングも行い、結婚式当日は朝からバンケットの中を走り回って新郎新婦を案内したり、お料理を出したりと、結婚式にまつわる業務の一通りを経験。社会人基礎となるものは1社目で身につけたと思います。

さらに人の人生の中でも“学生にフォーカスした仕事をしてみたい”という気持ちがあり、学習塾のスタートアップで、AO入試に特化した企業へ転職しました。そこでは、生徒の入塾手続きや学習管理、保護者対応にあたる室長的立場の仕事をしていました。1社目の大企業とは違って、スピード感を持って自ら手を動かし、何もないゼロから物事を進めることが多く、スタートアップならではの経験を積むことができました。

― どのようなきっかけで3rdに出会ったのでしょうか?

代表の川村とは元々知り合いで、SNSで繋がっていたこともあり、前職の仕事やキャリアの相談をさせてもらっていたんです。そこから3rdを知り、NESTBOWLのインタビュー記事川村のnote記事を読んだりして興味を持ちはじめました。

― なぜ入社を決意されたのでしょうか?

代表の川村と話すうちに、次第に自分はどういうキャリア描いていきたいか、何を大切にしていきたいか、といったことが明確になってきて。“3rdであれば実現できるのではないか?”と思ったんです。最初は副業という形で業務をお手伝いするようになり、その中で3rdのメンバーと話したり、大切にしている価値観を肌で感じ、社員になることを決意しました。

― 3rdのどんなところに魅力を感じましたか?

3rdは今スキルがある・ないではなく、その人の将来的なビジョンと3rdが合うかを大事にしていました。社員が幸せに働くことができているかどうかが、会社の業績にも影響してくる。そういった“人が重要である”ということを特に理解している会社で、社員にとってはすごく大切なことだと気づきました。

また平均年齢が低く、未経験から1年弱で自分の強みの確立を目指せる事や抜擢文化があり、年齢に関係なく裁量を渡してもらえます。かつ、自分で意思決定する機会がある事で、成長できる環境である事も他社にはない大きな魅力だと思っています。

人を大事にするカルチャーは3rdの魅力だ。だからこそ様々な事業が生まれてくるのかもしれない。

仕事のポリシーは、人の可能性を見落とさないこと

― 副業で関わっていた時は、どんな仕事を担当されていたのでしょうか?

当時、私は大阪にいたので、最初は完全にオンラインで仕事をしていました。業務内容としてはカスタマー対応だったり、商品手配、商品情報をまとめてサイト上にアップするなど、細かい作業を取り扱っていました。

その頃から「将来的にチャレンジしたいことはない?」とこまめに話を聞いてもらった記憶があります。さまざまなメンバーに時間や意識を向けていただけことがうれしかったですね。やはり3rdの人や組織に魅力を感じたのだと思います。

正社員になるタイミングで改めて「人を幸せにできるようなことをしたい。そして、次は自分の会社の人が幸せに働ける、豊かになるお手伝いをしたい」と考え、バックオフィスの業務も取り組むようになりました。

今年の夏から本格的に採用業務に携わり、9月に5人のアシスタントスタッフを採用しました。

― 藤吉さんが仕事上で大切にされているポリシーはありますか?

人の可能性を見落とさないことです。採用活動で特に関連する部分だと思いますが、一緒に仕事をするアシスタントだったり、別チームの人たちと話す中で、普通だったら見逃してしまうような一言から、“実はこういうことを思っているのでは?”ということを汲み取って、「これは3rdでこう生かせるんじゃないか」とボードメンバーに提案することを意識しています。

― 仕事をしていて、どんな点にやりがいを感じますか?

私は「3rdで働いていて楽しい」という声を社員から聞いた時にやりがいを感じます。「3rdにとって、こういう人が採用できたのはプラスだったよね」とボードメンバーから言ってもらったり、人的貢献のハブになれたことを実感できるとうれしいです。

人に携わる仕事をしてきた藤吉氏だからこそ、採用面でも常に「人の可能性」を考えて選考を進めているという。

深い研究心、PDCAの速さが3rdならではの強み

― 他社と比べて、3rdはどんなところが強みだと思いますか?

ボードメンバーが、働くメンバーのやりたいこと、キャリアを実現していくことに対して、とても前向きであること。加えてそれが3rdの事業、生態系を作っていくこととリンクしている、と考えている点が一番強いと思っています。

それをボードメンバーだけでなく社員全員が「当たり前じゃない?」と考えているところがすごいと感じます。「今、未来のためにやるべきことを、当たり前にやっているだけです」という謙虚さがあるからこそ、それを当たり前のように達成できている今があるのかなと。

― 具体的にはどういった点が長所だと思われますか?

見せ方や売り方を深く研究していて、さらにPDCAが速いことです。広告運用を広告代理店などに頼まず、撮影も自分たちで手掛けているので、結果が見えて、すぐ次の改善ができます。他の会社よりもその頻度が多いので、精度があがっているのだと感じます。

働いている人がやりたいことを実現する器として、会社が存在する

― 藤吉さんが今後やっていきたいことを教えてください。

「3rdは働く人たちがやりたいことを実現する器として存在している」という川村の考え方に共感しています。3rdに関わっている人たちを魅力的に捉えてもらえて、世間にそういう人たちが所属している企業と見てもらえるようになれたらと思っています。

― 今3rdで働く魅力はどんなところでしょうか?

自分の意思を反映することができる点だと思います。「今、これをやった方がいいと思うんですけど、どうですか?」ということに対して、「では、やりましょう」と、今日、明日で話が進みます。会社がアイデアを柔軟に試すことができるフェーズにいると、自分の意見を形にできるので、非常に面白いと思います。逆に受け身でいるのはマイナスで、自分から積極的に声を上げて発信をしていくことが必要なのだと感じています。

私が採用で意識していることは、自分の人生をどう生きていきたいか、関わる人とどういう面白いことを生み出していきたいかといった思いを、どれだけ真剣に抱いているかを見ることです。そういったことに対してそもそも思いがない、興味がないという場合だと、仮に採用となってもうまくいかないだろうと思います。

20代前半だと、失敗することが怖いという思いは特にあると思います。でも3rdでは「取り組んだこと自体が成功」といった捉え方が多い。失敗しても、結果を次の理想にどう引き上げていくか、と会社がサポートしてくれているという感覚はあります。

― 責任感を持っている社員が多いから、事業が成り立っていくのですね。

成功事例にのっとって決まったことだけをやる、というスタンスでないからこそ、良い時、悪い時はあります。でもそれを直接、肌で感じることができると、会社も生きていることが分かりますし。そういったことをボードメンバーと一緒に感じ、それを楽しめるメンバーがそろっている、と思います。

― 3rdにマッチするのはどんな人でしょうか?

やりたいことが明確な人も歓迎ですし、もっと言うとやりたいことが明確でなくても、そもそも事業を運営すること自体に興味があるとか、若いうちから事業運営のコアに関わりたい、幅広く自分のスキルをつけたい、将来的に自分のブランドを持ちたい、事業を立ち上げてみたい、といった思いがあればぜひお話をお伺いしたいと思っています。人を大事にするという意味では、育てる過程も大事。スキルがなくても、一緒にやってみたいと思ったら、まずはコンタクトをとって頂けたら嬉しいです。

「3rd inc.」では、事業拡大によりブランドマネージャーやブランドマネージャーアシスタントなど新しいメンバーを積極的に募集しています!記事を読んで興味を持った方、働き方や考え方に共感した方は、是非こちらからご応募ください。

文:キャベトンコ
撮影:加藤千雅

SNSでこの記事をシェアする

Brand Information

3rd

3rd

D2Cインキュベーションカンパニー
”こんな世界やモノがあったらいいな”という想いをブランドとして形にする企業です。
ファッション、ライフスタイル、雑貨など多彩なジャンルの自社ブランドを展開しています。
会社案内資料:https://speakerdeck.com/nestbowl/3rd-hui-she-an-nei-zi-liao