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【NESTBOWL転職成功事例】ファッション業界を離れて改めて気づいた接客の楽しさ。ラグジュアリーブランドへ転職したTさんの場合

【NESTBOWL転職成功事例】ファッション業界を離れて改めて気づいた接客の楽しさ。ラグジュアリーブランドへ転職したTさんの場合

NESTBOWLを活用して転職成功した方にインタビューする【NESTBOWL転職成功事例】シリーズ。転職する理由やキャリア経歴は人それぞれですが、誰かの転職ストーリーがあなたの励みやヒントになるかもしれません。今回は、大好きなブランドへと転職を決めたTさんにお話を伺いました。別業界の仕事を経験し、改めて接客が好きだということに気づき、再度ファッション業界へカムバックしたTさんは、どのように転職を成功させたのでしょうか。これまでのご経験や今回どのような転職活動をしたのかなど、Tさんの転職活動体験談をご紹介します。

一度アパレル業界を離れたから気づけた、接客が好きだという想い

これまでのTさんのキャリアを教えてください。

高校卒業後、洋服が好きでアパレル業界へ就職しました。未経験だったため、最初決まるまでは苦労しましたが、無事に国内ジーンズメーカーへの就職が決まりました。

その後、いろんなアイテムを販売してみたいと思うようになり、某セレクトショップに転職。雇用形態の問題や就業時間の減少によりやむを得ず、ラグジュアリーブランドへ転職しました。しかし、そのブランドの日本撤退とともに退職し、その後は国内セレクトショップで店長として働いてきました。その後、コンテンポラリーブランドで店舗の立ち上げ、バイヤー業務も経験しています。販売経験は通算して15年ほど。しかしコロナ禍から、自分の中で「やりきった」という感情が湧いてしまい、長年働いてきた販売の仕事を辞めました。

退職後は、ブライダルフラワーコーディネーターの仕事を選び、派遣社員として働いてきました。

ブライダルフラワーコーディネーターとして働き、何をきっかけに転職を考え始めたのですか?

花が好きでブライダルフラワーコーディネーターに転職したのですが、正直言いますと、転職してから少しずつ販売の仕事に戻りたいという気持ちが芽生えていました。ブライダルフラワーコーディネーターは裏方の仕事がメインです。ただ最後にお客様にお花をお渡しする機会があるんですね。そこでお客様がお声がけくださることがあり、やっぱりお話しする仕事が良いなと感じたんです。

今までの経験上、お客様とお話ししないということはなかったので改めて接客が好きだということに気づかされました。もともと服が好きで飛び込んだアパレルの世界。長年働いた経験を生かし、今度はより自分の好きなブランドで働きたいと思い、転職することを決意しました。

ファッション業界を離れたからこその気づきがあったということでしょうか。

そうですね。一旦ファッション業界を離れたことで、「ファッションが好き」ということを改めて認識できたのではないかと思います。服を見るという行為は今までは当たり前で、仕事の延長上だと思っていたのですが、アパレル業界を離れた今でも服を見ているし、結局アパレルが好きで、欲しいから見ていると気づかされました(笑)。

またほんの些細なお客様との会話も、当たり前ではなくなったことから、生きがいにも近い喜びに感じました。

ファッション業界へ戻る際、働きたいブランドの具体的なイメージはありましたか。

正直言いますと、色々悩みました。自分が好きな想いと、経験値をもとに先方から求められるレベルなどすべてを考慮した上で、今後キャリアアップしていくならジュエリー業界なのかもと思いました。しかし、アパレルなら自分自身が好きなブランドがいいなと言う想いもありました。

NESTBOWLからすすめられた求人をきっかけに面接へ進む

今回、どのような転職活動をされたのか教えて下さい。

まずは転職活動の前に、迷いや不安があったのでファッション・アパレル業界にいる友人に相談しました。改めて業界に戻ることに不安を感じていた自分に友人から背中を押してもらい、そこからアパレル業界への転職活動をスタートします。

また、知り合いからNESTBOWLを紹介してもらい、以前より興味のあったラグジュアリーブランドへ応募。これをきっかけに面接に進みました。面接を重ねるうちに、企業や商品のことをより深く知っていき、社風が自分と合う印象だった事もあり、最終的に入社を決めました。

面接対策について、どのような対策を行いましたか?

面接をしばらく経験していなかったので、不安しかありませんでした。まずは、以前から行っていたことですが店舗を見てまわることから始めました。今回は、路面店と百貨店の2店舗をまわりました。また自分の経歴や志望理由を書き出して自分の言葉でまとめました。

その他、NESTBOWLに掲載されていた面接対策の記事などを照らし合わせながら、大切なところを箇条書きし、自分の中で整理しました。書くことでまとまりましたし、読み返すことで細分化でき、内容が濃くなった気がします。

店舗視察では、どんなところをポイントに見ましたか。

まず入った時の雰囲気、そして販売員の声かけの言葉、また、私は身長が高いので自分にあった洋服のサイズがないことが多く、その際の対応の仕方を見ています。具体的にどのような提案があるのか、スタッフの空気感や、接客で感じたホスピタリティがブランドに直結しているのではないかと思うからです。

今回入社を決めたブランドの店舗視察では、実は個人的に欲しいものがあったんです。サイズがやはりなかったのですが、無理やり違うものを提案するのではなく、近くて良いものを提案しようとするホスピタリティを感じることができました。そのため、とても信頼できましたし、ここで働きたいなと思うことができました。

接客を受け、提案をもらうことで、よりブランドの深掘りができる

ラグジュアリーブランドでの選考プロセスや面接内容について教えて下さい。

書類選考通過後は、面接が2回ありました。1次面接では、とてもフランクな印象で何を聞かれたのか記憶があやふやなくらいなのですが、「後悔したこと・失敗したこと」と「今まで印象に残っているお客様について」という質問を受けました。書くことで自分の言葉で話せる準備をしていたので、言葉に詰まらずに話すことができました。

また2次面接も同様にフランクな雰囲気で、1次面接で聞かれた「後悔したこと・失敗したこと」を再度聞かれたほかは、「なぜうちのブランドを選んだのか」について深く質問された印象でした。答えが正解かはわかりませんが、自分なりの考えや想いを言えたことは良かったと思っています。

それでは最後に、Tさんの今後の目標を教えてください。

今まで日本撤退や店舗がクローズする経験をしてきたこともあり、売上をあげるということは非常に重要だと考えています。だからこそ、皆のモチベーションを上げられるようなスタッフになりたいと思います。なぜなら、やる気がなければ数字も取れない、売上は上がらないと思っているからです。スタッフの力が湧くような店舗づくりや環境づくりに貢献できればと思っています。

一時はファッション業界を離れたTさん。改めて販売の魅力や楽しさに気づき、行動に移したことで見事にラグジュアリーブランドへの転職を成功させました。何にも代えがたい瞬間に出会えるのは、販売職ならではの魅力かもしれません。今後のTさんのご活躍を楽しみにしております。

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